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男運の悪さにはワケがある? 『恋愛の授業』で学んだ「良い恋愛」7か条

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この世には、『良い恋愛』と、『悪い恋愛』があるらしい。
「らしい」と書いたのは、私は『悪い恋愛』が当然だと思っていて、『良い恋愛』を知らなかったから。
恋愛を描いたドラマや映画はたくさんあるけど、それはあくまで作り物であって、実際に普通のカップルがどんな付き合い方をしているのかは、意外とわからないですよね。人と比べるものでもないので、「今の自分の恋愛」=「普通」になってしまう。

私は、ずっと「恋愛の基本は我慢と忍耐」だと思い込んできました。
「相手に尽くし、自分を犠牲にすること=愛情」
「理不尽や辛さに耐えること=愛の深さ」
そんな風に思ってきたのです。でもどうやら、違うらしい……。
多くの女性にとって、恋愛は苦しいものでも、耐えるものでもない。世の中には、『自由で対等な恋愛関係』を築いている男女がいる。私は、知らず知らずのうちに、ドラマ『おしん』のような、古い男女観にどっぷりと浸かっていた。そのことに気付いたのはアラサーになってからでした。

DV支援講座は、『恋愛の授業』?

私はDV男と別れてから、「なぜあんな男に入れ込んでしまったのだろう?」「どうしてDVって気づかなかったのだろう?」と思い、DVやその心理について勉強し始めました。
たくさん本を読んだり、ワークショップに参加したりしましたが、中でも私が一番ひかれたのは『恋愛』に関する講座。

DV被害を受けた女性は、今の彼や夫と別れても、また同じような「DV男」につかまってしまう可能性が非常に高いといいます。
暴力を振るうような男性は、女性の心の隙に付け入るのが、とてもうまいんですね。一見、優しそうだったり、男らしくて頼りになりそうな男性が、一皮剥けば支配的なDV男だったりするので、本当に怖いです。

また同じような目に合わないためには、女性自身が「悪い男を見抜く術」を持たなければならないといいます。そして、暴力や支配の兆候に気付いたら、早い段階で「ノー」と言う。付き合いが浅いうちに別れれば、ダメージも少なくて済みます。

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