ハタチを過ぎてから、いろんな街で飲み歩くようになった私ですが、ここ一年くらいはオカマバーにハマってます。
初めて行ったオカマバーは、池袋にある「THE OKAMA」。ここのママや店子(店員)はドラァグクイーンのような奇抜な女装ではなく、綺麗なオカマちゃんが、お酒を作ってくれてひたすらフリートーク。中には中途半端な女装でオッサン丸出しの人もいましたが、それはそれでキャラクターとして成り立っていました。私一押しのオカマは、23歳のゴスロリ大好きな「こけしちゃん」でした。残念ながら、今はもう閉店してしまいましたが、私のオカマバーデビューとして心に残っているお店です。
けれど、オカマバーとかゲイバーって、ノンケには敷居が少し高いです。「誰かに紹介してもらうまでは……」なんて、ためらっている方も少なくないのでは。私自身、友人に紹介してもらうまでは行ったことがありませんでした。というか「私のような小娘が、興味本位でそういうお店に行ったらいけないんじゃないかな?」と思っていたのです。中には「女性・ノンケは入店お断り」というルールのあるお店もありますし。しかし、オカマバーの聖地「新宿二丁目」にて飲み歩くうちに、ノンケの女性を受け入れてくれるお店もたくさんあるということに気づいたのです!
私もまだまだ二丁目初心者ですが、「行ってみたい!」と思っている同じような若い女の子のために、お店の選び方などをご紹介したいと思いま~す!
まずは観光バーに行ってみよう!
新宿二丁目には、さまざまなタイプのお店が存在しています。店子が皆女装しているところもあれば、女装していないお店も。実際は、ゲイだということ以外はごく普通の男性たちが集うバーが多いのです。「どのお店に入ればいいのかわからな~い!」という人にまずオススメしたいのが〈観光バー〉です。
男女問わず入店することができ、初心者も歓迎してくれます。お店の前の看板に〈観光バー〉という表記があるので、すぐわかりますよ!
入店する時に「初めてです」と言えば、店子さんが丁寧にシステムを説明してくれます。料金をはぐらかされたり、きちんと説明してくれないお店は怪しいのですぐ出ましょう。セット料金と飲み物を合わせて3000円前後といったところです。飲み放題や、初回料金は2時間3000円ポッキリ! なんてところもあるので、入店する前に看板などで確認してみるのもいいですね。
お店によっては店子やママに「一緒に飲んでいいですか?」とおねだりされることもあるので、プラス1000~2000円くらいと考えておくといいと思います。何軒か行って、お気に入りのお店ができたらボトルキープをして常連になるのもいいですね。私もよく行くお店には焼酎をボトルキープしています。店子もガンガン一緒に飲むので、そのほうが安上がりです(笑)。
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