セックスの際、男性はイキそうになると高速ピストンになり、そのまま果てる……ということがありますよね。私の経験上、それをする男性としない男性の割合は大体半々くらいだと思っているのですが、個人的には高速ピストンが大好きです。あの瞬間がセックスの中で一、二を争うほど気持ちいい。できるなら挿入中は常に高速ピストンをしてもらいたいほどです。果たして、そんな超人的な体力のある男性はいるのでしょうか? もしいるのであればぜひお会いしたいところです。
しかし、女友達の中には「高速ピストンされても全く気持ちよくない」「こっちが気持ちよくないのに必死に腰振られても逆に冷めるか笑いそうになっちゃう」と、高速ピストン否定派もいます。もちろん、感じるポイントは人それぞれですから、こうした意見があるのも当然でしょう。
その一方、ピストン運動の主導権を握ることの多い男性にとって、イク寸前の高速ピストンとはどんな意味を持つのでしょう? 今回は、そんな素朴な疑問を解決したいと思います。
まず手始めに、セックス時に毎回高速ピストンをするセフレに聞いてみたところ、「特に意味なんてない、気づいたらそうなってるだけ」という、そっけない回答しか返ってきませんでした。さすがセフレです。なので、ちゃんと答えてくれそうなセックス界隈に詳しいであろう某アダルト雑誌ライター男性のTさんにお話しを聞いてみました。
――男性がイク前に高速ピストンをするのはなぜですか?
T「単純に、挿入のストロークを大きくして早く動くことで刺激が増すので、イキやすくなるというのがひとつの理由だと思います。あとは、徐々にピストンを激しくしていくことで気持ちも高ぶるので、それが最高潮になった時にイキたいとか。他には、相手に対する演出的な意味もあると思います。イクことはセックスというイベントのクライマックスであって、その盛り上がっている感を女性にも伝えたいがために派手な動きをするとか」
――確かに、終始同じリズムのピストンを続けていたと思いきや、急に「イッちゃった」って言われたらなんか拍子抜けしますね。
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