夏はもうすぐ、なんて気分のいい日が続くこのごろ。大久保の街も再び熱くなってきました。その理由は街のアイドルが活気を取り戻したから。今回は旬の大久保アイドルに迫ります。
トップバッターはジャッキー・チェンがプロデュースするJJCC。世界的な大スターが手がけているのですから間違いなぞ、ありえません! 正式な呼び方は〈ダブルジェイシー〉らしいのですが、本人たちは〈ジェイジェイシーシー〉と言っていますので、おそらく後者なのでしょう。もちろん、JCはジャッキー・チェンの略です。でも、なぜ彼がK-POPアイドルを?
「プロデュースといっても、彼が直接オーディションをやってというのではありません。お金をありあまるほど持っている彼にとって、K-POPアイドルも投資の対象のひとつ。韓国では中国人や香港人を含むグループが多数活躍しているので、香港から世界を制した自分の肝いりならメガヒット確実と思ったのでは? デビュー前には彼らを自家用ジェットで香港に招待していますが、そのビッグなスケール感はジャッキーならです」(韓流ライター)
そんな彼らが5月18~20日にかけ、大久保でショーケースを開催。初日に無料公演がありましたので、さっそく行ってまいりました。
平日の午後でしたので、ガラガラなのでは? ……そう考えた私が甘かったようです。開演直前に入ると会場は超満員で熱気ムンムン。無料公演だからかもしれません。でも、その後の有料公演でも集客はきちんとあったので、すでにファンがしっかりついていることがわかります。テレビでも活躍するJJCCは、一般的な大久保アイドルに比べたら、やっぱり格が違うんです。
実は密かに期待していました。○○拳とか、ジャッキー・チェン仕込みのアクロバットな動きが見られんじゃないかなって。けど、そんなことはなく、ルックスもよくて、しっかり歌える、一般的なK-POPアイドル。
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