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水嶋ヒロ激ヤセも…実写映画『黒執事』の最新映像にファン落胆「別の作品てことにしてくれ」

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水嶋ヒロ

アイドルだったのにね(水嶋ヒロ写真集「With You」主婦と生活社)

 アニメ化もされた人気コミック『黒執事』(枢やな・著)の実写映画版製作が進んでいる。しかし7月15日、朝のワイドショー番組などで同作の最新映像が解禁されると、原作ファンから一斉に落胆のため息が漏れた。

 一時期芸能界と距離を置いた水嶋ヒロが3年ぶりの映画主演をすることで、製作発表時から何かと話題の同作。マンガでは19世紀のイギリスが舞台だが、実写映画では時代を約130年後の2020年に移し、西洋と東洋の文化が入り乱れたアジア都市の物語で、完全オリジナルストーリーだという。そのため、水嶋演じる主人公の執事(で悪魔)セバスチャン・ミカエリスは原作と同じキャラだが、その他の登場人物は原作とは異なり、セバスチャンの主人で男装の少女役に剛力彩芽、その叔母役に優香、謎の葬儀屋に栗原類らが配されている。

 およそ1,400万部を発行している原作には、根強いファンが多くついており、実写化発表の際にも「原作レイプにならないか」「舞台が2020年って、19世紀イギリスの魅力はどうした? そこまでストーリー思いつくなら新作書けばいいのに」「ここまで原作と違うのに題名が『黒執事』って必然性ある?」「別の作品ってことにしてくれ」等々、不安視する声が多く聞こえた。

 そして今回、映像が公開されると、オリジナルキャラと説明されていた剛力の役どころが、原作で主人公格にあたる少年、シエル・ファントムハイヴと同様のポジションで、シエル同様に眼帯を装着していることなども周知され、「オリキャラって言ってなかった? シエルじゃねえかw ショタ用意しないとか腐女子敵にまわすだけで誰得だよ」「立ち位置完全にシエルだよね? 原作のイメージぶち壊しなんだけど(涙)」と、ますます非難の声が高まることに。

 不満を漏らすファンたちは、オリジナルを銘打ちながらも、話の展開や登場人物の名前を変えただけでは、「原作レイプ」に変わりはない、と考えているようだ。

 水嶋は自らの要望を原作マンガキャラクターのビジュアルを近づけるため、身長180センチでもともと細身だった体型をさらにしぼり、体重50キロ台に激ヤセしたという。共演の剛力は水嶋演じるセバスチャンを「すごくカッコイイ!」と絶賛し、「原作ファンの方にも納得していただけるんじゃないかな」とコメントしているが、そう簡単に受け入れてはもらえないようだ。同作の公開は2014年新春を予定されている。
(犬咲マコト)