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イジりどころゼロ・NGだらけの黒木メイサが、椿鬼奴との対面で感涙

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黒木メイサ

黒木メイサ「5-FIVE-(初回生産限定盤)」SMR

 迫力ある目ヂカラとドスのきいた演技で若手演技派女優として舞台やドラマで私たちを魅了し続け、子供時代から磨いていたという沖縄アクターズスクール(安室奈美恵やSPEEDを輩出)仕込みのキレのあるダンスを持ち味に歌手デビューまで果たしたクールビューティ・黒木メイサ。(猛暑が続くので前回のテレビレビューのホラン千秋に続き、今回も“クールビューティ美女”レビューでささやかな“涼感”をお届けいたします。)

 女優としての知名度上昇と比例するかのように、恋多き肉食系女子として数々の男性との交際情報がメディアで取り上げられるようになっていたメイサ。KAT-TUNの田中聖、歌舞伎役者の中村獅童、『海猿』でお馴染みのマッチョ俳優・伊藤英明、玉木宏、AIの「STORY」を手掛けたミュージシャンKEN、F1レーサー小林可夢偉、Kis-My-Ft2の北山宏光……などなど、ビジュアルからジャンルから年齢から、まるで統一性のないメンズたちを食い漁ってきたイメージだ。

 彼女には“タイプ”ってものがないのだろうか? いわゆる“好きになった人がタイプです”ってやつですかい? ジャニーズチームの登板回数が多いことから、ジャニーズ好きであることは明白のようだが。そして夫・赤西仁もジャニーズだ。 “デキ婚”ニュースが出た時には驚いた!! 女優として演技の仕事だけではなく、CMキャラクターとしても人気のあった彼女は、数社のスポンサーとも契約していたわけであるから、突然の“できちゃった結婚”により、商品によってはイメージがそぐわないなどの難色を示すスポンサーの対応に、メイサの事務所はてんやわんやであったろうと思われる。

 そんな黒木メイサが7月15日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)に登場した。久々にバラエティ番組で見る彼女は冒頭から早速やる気マンマンだった。メイサってこんな感じだったっけ? バラエティ番組でアグレッシブなメイサが見れる日が来るとは……。

 彼女は「私をとことんイジって欲しい」という依頼を番組サイドに事前に注文していたという。番組ADらしきスタッフが出した「私をとことんイジって欲しい」と書かれたカンペを見て、くりぃむしちゅーの上田が「そういう(イジられる)タイプのキャラじゃないじゃないですか~!」といぶかしげな感じ満載で対応。すると、「(バラエティ番組は)緊張しちゃうので、イジって私を面白くしてほしいんです!」と、メイサの心の叫びが始まった。しかし、「面白いとかいうイメージはつけない方がいいですよ、クールでかっこいいキャラの方がいいのに」「イジられキャラみたいになってもねぇ……」「いらないでしょ!オモシロ要素は~」と7人のしゃべくりメンバー総出で口々に説得し、イジられキャラ止めに入る始末。

 ところがメイサはくじけずに「そういう(イジられるキャラ)もやっていけたらなぁと思っています」「人見知りなので、(芸人さんに)イジって貰ってそれを克服したい。私もいずれは人のことをイジれるようになりたい。イジりたいし、イジられたいです!」と大宣言。

 はい、来ました~! 黒木メイサは、今変わろうとしている進化の時なのだ! ただのクールビューティではなく、イジってイジられる欲張りおもしろビューティメイサになろうとしているのである! たぶんっ。

椿鬼奴に大興奮でじんわり涙のメイサ

 し・か・し。自ら「イジって欲しい」と言いながらも結婚生活や子育ての話に関しては所属事務所から規制されているせいか、しゃべくりメンバーから一切触れらることもなく、現在はダンベルを使った筋トレにハマっているだとか言い出して筋肉好き女子をアピール。そういえば、過去にTOKIOのトーク番組に出演した時も、筋肉フェチ発言をして、山本KIDに「大好きです!」と猛烈アピッてたっけ。

 かろうじて捻出された主婦的エピソードは、料理をよくするという話で、「(最近は)中華の調味料をいろいろ買い込んでしまったので、酢豚とか麻婆豆腐ばっかり作っている」ということのみであった。そうか、旦那である赤西仁は日々こってり中華料理を食べているんだな。テレビでめっきりお見かけしませんが、体型維持にはお気を付けて!

 番組中盤でメイサの知られざる私生活を探っていく「すっぴんプロフィール」のコーナーの中で、クールな彼女が最高にテンションが上がった場面があった。

 彼女の最近“グッと来た曲”はBIGBANGの「FANTASTIC BABY」(YGEX)であると言うのだが、BIGBANGが歌っている原曲ではなくって、バラエティ番組で見かけた女芸人の椿鬼奴が熱唱していた「FANTASTIC BABY」がもの凄く大好きだと熱く語った。原曲の「FANTASTIC BABY」を聞く時はいつも鬼奴のパフォーマンスをイメージして笑いながら聞いているそうだ。メイサ、いいもん見つけたね!

 そして、「FANTASTIC BABY」の音源が番組で用意されているというので紹介がてらスタジオに曲を流すと、スタジオ中央の登場扉が突然開き、BIGBANGイメージのド派手衣装をまとい、近未来サングラスをかけた椿鬼奴が登場! お馴染みの“酒やけダミ声ハスキーボイス”で力いっぱい歌い出したのであった。ザ・鬼奴オンステージ!まさかのサプライズ登場にスタジオの観覧客席からも大歓声が上がっていた。鬼奴ったら大人気~!

 “BIGBANG鬼奴”を見た時のメイサのテンションの上がり方といったらハンパなかった。感激のあまり、顔を真っ赤にしながら涙ぐむ様子で、大笑いの大はしゃぎ。「わぁ~!すごい!」とマイクの音声が割れるほど発狂していた。メイサのあんな嬉しそうでテンションMAXな表情は初めて見た。

 そんなメイサを目の前にして鬼奴もテンション高めのスター気分で、「私もビッグベン(ベンの発音を強調)を人前で歌う機会が少なくて、今回メイサさんにこの機会を与えて頂いて、ビッグベンペン(ペン=ファン)としては本当に嬉しい!」と感激していた。

 なんでも、鬼奴はいつかBIGBANGのラップ担当である“T.O.P”をやる日が来ると思って(願って)こういうド派手な衣装を自分で買って用意してあったそうだ。スタジオはその鬼奴の心意気&執念に騒然。メイサはまたまた感激していた。「すっごい満足しました~!」と涙目。

 メイサは見たくてたまらなかった“BIGBANG鬼奴”をサプライズで目の前で見ることができて、鬼奴はずっと見せたかった衣装フル装備の完璧パフォーマンスをゴールデンタイムの人気番組という大舞台で披露できて、お互いに感動と感激に包まれるというなんともダブルハッピーなショータイムとなった。

 このマニアック過ぎる鬼奴のパフォーマンスをたまたまテレビで見かけて目を付け大好物になったあたり、メイサは本当はクールでもなんでもない。こちらとしてもそんなメイサに高まりますから~!

(ハッピー視聴・文=テレ川ビノ子)

テレ川ビノ子

テレビが大好き過ぎて、頼まれてもいないのに勝手にテレビを全般的に応援しています。おもしろテレビ万歳!