こちらは先のトピの、彼氏の立場からの相談。トピ主は女性で、すでに結婚して家を出ているが、40代の兄が引きこもり、年金暮らしの親と一緒に暮らしている。
「たまに家族と旅行したりしたいと思っても、兄が行きたいところや都合を優先させないと、親が来ません。兄をほうっておけないからだそうです」と、両親は兄に甘いところがある様子。しかも「今まではなんとかごきげんをとって、兄をたてながら旅行を成功させましたが、今年は兄の行きたいところを優先させなかったため、すでにきげんが悪く、旅行は中止になりそうです」と兄もワガママだ。
両親は「親は、自分の死後は兄のことをよろしくたのむ、兄妹なのだから、などと言います」が、実際にそうなった場合、面倒を見ないようにする方法はないか、また、実際に頼られてしまったらどう対処したら良いか、という切羽詰まった相談だ。
筆者も感じたように、コメント欄では“兄も兄だが親も甘過ぎ”との意見が並ぶ。「答えは一つ、もう親も旅行に連れて行く必要はありません。そして親が亡くなったあとはきょうだいと言えども絶縁でいいです」と親もろもろ絶縁宣言をすすめるコメントや「ご両親はトピ主様の幸せを全く考えていません」と、確かにそのとおりなコメントも見られる。もうこんな家族と一緒に旅行なんて行かなくていいんじゃないの……?
トピ主レスではお礼と、まず引きこもり中年の支援策や社会復帰について公的機関で相談するつもりであること、そのために関連書籍を読み始めたことなどが綴られていた。最後は「様々な情報をよく検討して自分でも冷静に考えを深めながら、現実的アプローチをしていきたいと思います」と締められていたが、その後が気になる。