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謎の肩書き「おしゃP」が廃れてきた! 元祖おしゃPが続々と退職

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松本恵奈Instagramより

松本恵奈Instagramより

 “マークスタイラーのおしゃP”という恵まれた環境にいた彼女には、退職しても知名度は高く多くのファンを抱えている。とはいえ、CLANEの値段設定は、ジャケット39,000円、ニット22,000円、スカート24,000円、靴32,000円などと、松本の前ブランド・EMODAとの価格差は大きい。「ギャルを卒業した30代以上の女性の『特別な1枚』」というブランドコンセプトとのことだが、今までの消費者は着いてくるのだろうか。松本のファン以外は、この値段を出して彼女の服を買いたいと思うのだろうか。

 「ギャルブランドあがりのプロデューサー」といえば、ENFOLDを立ち上げた植田みずきが有名だろう。彼女はマークスタイラーと並び「ギャルファッションの2大企業」とも言われている株式会社バロックジャパンリミテッドにて、人気ブランドSLYを立ち上げ大成功を収めた。そしてENFOLDも、いまや新宿伊勢丹や銀座三越などに店舗を構え、『ELLE Japon』(ハースト婦人画報社)や『GINZA』(マガジンハウス)に掲載されるほど、確固たるハイブランドの地位を築き上げている。CLANEとENFOLDは、価格帯やファッション系統において類似点が多い。果たして松本は植田を越えることができるのだろうか。そもそも、松本がEMODAを立ち上げた際「MURUAのパクリ」とバッシングを受けたこともあり、「また……?」と疑惑の目を向けずにはいられない。

 女子大生、女子高生、読者モデル、おしゃP、そして今はインスタグラマー(ex.MEGBABY)と、ファッションインフルエンサーとなる対象は時代とともに変化し、本当にセンスのある人が生き残る。おしゃPとして活躍していた彼女たちの今後から目が離せない。
(夏木バリ)

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