このところ、東京都渋谷区が「同性カップルを結婚に相当する関係として認める証明書を発行する」という条例を施行したり、メディアで同性愛者であることをカミングアウトする「女装の男」ではない芸能人がいたりと、同性愛への認知度や関心は少しずつ高まっているような気がします。そうした世の中の流れを意識したことかどうかはわかりませんが、最近女友達のKちゃん(28)がレズビアンであることを打ち明けてくれました。
元々、男性には全っっく興味がなさそうな彼女でしたので、さほど衝撃は受けなかったのですが、Kちゃんがレズビアンだと自覚した出来事は私の想像以上にアンビリーバブルなものでした……!
――レズビアンだと自覚したのは何歳の時?
K「中2かな。それまでは幼なじみの男の子を好きになったり、同じ弓道部の男の先輩に憧れたりしてたんだけど、夏休みに部活の合宿に行ってからは女の子にしか興味がなくなったの」
――ということは、その合宿で何かがあったということ?
K「うん。合宿では同じ学年の女子がひとつの部屋で寝てたのね。だからその日は同学年の女子部員10人で布団を敷いて、消灯時間を過ぎても好きな人の話とかして盛り上がってたんだけど」
――よくある合宿の光景だよね。
K「で、部員の中にひとりだけ男子との初体験を済ませてた子がいて、みんなでその子に『キスってどんな感じ?』『エッチってやっぱり痛い?』とか質問攻めしてて。その子も『こうされると気持ちいいけど、こうされると痛い』とかかなり詳しく答えてくれて、延々下ネタトークが続いたんだ」
――それも、中学生らしくて微笑ましいやりとりじゃん!
K「ここまではね。でもそのうち、質問をしてた子のひとりが初体験済みの子に『どういう感じが知りたいから私にやってみてくれない?』って言い出したんだよ。そしたらその子も断らずに『いいよ』ってキスし始めて……」
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