Photo by Abhijit Bhaduri from Flickr
先日、人気K-POPグループが所属する事務所が主催するイベントに出かけた。アイドルが登場する記者会見の取材が目的だが、前の予定が長引いてしまい、結局は会見のスタートから15分遅れて到着することになった。
会場に着いて慌てて会見場に入ろうとすると、人の姿がほとんどなく静まり返ったエントランスから男性の怒鳴り声が……。
「だからちゃんと起こせっていってるだろが！ 」
声のするほうに目をやると、そこには見覚えのある顔が。以前取材をしたことのあるグループの男性マネージャーAが、中野英雄似のいかつい男に思いっきり怒鳴られているのだ。
「なんでいっつも起こせないんだよッ」「おめーの仕事だろが！ おい、聞いてんのか!?」「あぁ？ 生理だぁ～？ 月に何回生理があんだよ！ てめーいい加減にしろよ!!!」
ん？ 生理？ 誰の話？ こうなってくると、こっちのやりとりのほうが会見よりも俄然気になってくる。ふたりに気づかれないように近づいて、こっそり話を聞かせてもらうことにした。
どうやら中野英雄似の男は、Aの先輩マネージャーらしい。担当する女性アイドルをきっちり管理できていないどころか、彼女のわがままに振り回されっぱなしのAに対し、頭にきた先輩の英雄（仮）がお説教しているところだった。
A 「生理で体調が悪くて、起きられないっていわれたんで…」
英雄「だから、月に何回生理があんだよ、って訊いてんだろが！」
A 「でも本人が生理っていうんで……」
英雄「生理でレッスンはできないけど、ネイルサロンには行けんだな！ てめぇー、俺が知らないとでも思ってんのか!? てめぇーがサロンまで送っていっただと？」
A 「本人がどうしてもっていうんで…」
さらなるワガママが炸裂！
レッスンは面倒くさくて行きたくない、そのたびに生理でしんどいと主張する、でもネイルケアは欠かさない、当然ネイルショップまではマネージャーに送り迎えさせる。おいおいおい、これを聞いただけでも、なかなか好き放題やってるアイドルじゃないか！
A 「あっ、レッドカーペットを歩きたいっていわれてるんですけど、歩けそうなイベントありますかね？」
英雄 「何だと？ レッドカーペット歩きたいだぁ？ 何考えてんだよ、歩く用事がどこにあんだよ、バカかお前は！」
A 「パーティーか試写会に行きたいっていわれてるんですけど……」
英雄「だからお前は聞いてんのか！ って。何がパーティーだよッ。レッスンに連れて来いって!!!」
「レッドカーペット歩きたい」って……（笑）。ちなみにこの事務所に所属する女性グループといえば、股を広げて腰を振りまくる振付が話題になったあのグループが思い浮かぶが……（あ、韓国はそんなグループばっかりか）。
アイドルのわがままにマネージャーが悩まされるってのは、韓国に限らずどこの国でも同じなんだろうな～。おつかれさま！
今週の当番＝韓美姫（かん・みき）
MERSで大騒ぎの韓国だが、マスクをしてる率が少なすぎて驚き！ 「マスクに飽きた」なんて声も聞くが、それで本当に大丈夫なのか!?
