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本気も遊びも含めて、恋が活性化する夏まで後少し。イベント事が多く、自然とテンションが高まる分、Hも楽しくなる季節ですよね。でも、一切の心配事なく、心の底からSEXを楽しめている女の子はどれくらいいるでしょう? 後先関係ないワンナイトラブならいいけれど、今後を考えたい相手の場合は、さっさとナイーブな問題は解決しておきたいもの。そこで、今回は多くの女の子が抱える『痛み』に関するお悩みの解決法をご紹介します。
お悩み①
「SEXは嫌いじゃないけど、彼氏の動きが激しくて時々痛みを感じます。彼氏のことは愛してるから……傷つけずに『痛い』って伝える方法ってないですか? (みな・23歳)」
まず知っておきたいのは、『痛み』に関する男女の認識は違うということ。実は、女の子に「痛い」と言われた時、特に若い男の子の場合、「特に気にしてない」「一瞬動きが止まったりはするけど、続けちゃう」という声が多いのです。中には「どーせ気持ちよくなるんだから、我慢しとけよって思う」と強気な発言をする男の子も。こういった意見も聞いていると、「女の子の痛みを男の子は全然わかってないなー」とつくづく感じます。でも、AVなどの影響を受け「激しいSEX=気持ちいいSEX」と思い込んでいる男の子が多いのも事実なので、「察して……」という考えははっきり言って甘いとしか言いようがありません。そして、「大好きな人を傷つけたくないから、私が我慢すればいい」という考えも浅はかすぎます。SEXには、相手を思いやる優しさが必要不可欠です。しかし、痛みを我慢することは、優しさでも何でもありません。言いましょう!!
「前戯は激しくしてナンボ」と勘違いした男の子が膣内で指を動かしすぎた結果、膣が傷ついて出血し、感染症を引き起こしてしまったという話を聞いたことがあります。また、彼氏の自分勝手なピストン運動がいつしか苦痛に代わり、SEX自体に嫌悪感を抱くようになってしまったという女の子も。彼女たちのように、我慢したことで新たな悩みを生み出すことのないよう、「痛い」と感じた時はきちんと伝えることが重要なのです。
ポイントは“言い方”。当たり前ですが、テンション低くorキレながら「痛い」と言われたら、今度は男の子のほうが「ショックで勃たなくなった……」という事態になりかねず、負の連鎖を呼んでしまいます。
最中に勢いづいた相手を止めるのは至難の技かもしれませんが、例えば正常位なら、相手の腕をギュッと掴み、甘えモードで「ちょっと待って……」と言い、相手が気付いたらすかさず「ゆっくり動くのが気持ちいいの」と前向きなオーダーをしてみたり。「自分の気持ちいいことを伝えてくれる積極的な子大歓迎!」という男の子は多いですよ。
また、SEX後のピロートークタイムを有効活用するのも賢い手。“SEX反省会”を行うカップルもいるほど、素直な感情を伝えやすい時なのです。相手の賢者タイムが落ち着いてきた頃に、「生理が近いのかな? いつもはそんなことないのに、ちょっと痛かったの」「なんか最近、体調があんまりよくないみたい。アソコが敏感になってるのか、ちょっと痛かった」など、一方的に責める形ではなく『自分のせいかもしれないけど』という一言を付け加えると伝えやすいですね。
もちろん、行為中に思わず「痛い!」と叫んでしまうこともあるとは思いますが、それだけ雑なSEXをする男の子には、お灸を据える意味で素直な感情を知らしめることも大事です。
どちらにしても、2人が愛で結ばれているのなら、相手の態度に変化が現れるはずです。あなたが痛みを感じることなく、お互いに気持ちよくなれるように、思いやりのあるSEXで楽しませてくれるでしょう。
一番困るのは、それでも痛みを感じてしまう場合です。
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