美女と野獣カップル――交際が明らかになった今年4月にはこうささやかれていたお笑いコンビ・バナナマンの日村勇紀(43)と、元NHKアナで現在はフリーアナウンサーの神田愛花(35)。つまり、日村のような肥満体型で容姿の美しくない“野獣”が、引く手あまたであるはずの“美女”神田を射止めた……という論調で報じられはじめたわけだが、「日村は実は優しくて紳士的だしモテる男」「神田は結婚を焦っているから日村に迫った」と転調し、今では“美女と野獣”的な見方をされなくなっている。見方が変わった一因は、神田がところかまわず日村とのラブラブぶりを熱烈アピールしていることからだ。
交際報道から約1カ月後の5月2日、人生相談番組『ジェーン・スー 相談は踊る』(TBSラジオ)に生出演した神田は、日村への公開逆プロポーズともとれるような発言をして話題になった。たとえば「(結婚するまでの交際期間は)35歳前後の女性は1年前後でいいんじゃないかと思います」と結婚への短期決戦を誓い、さらには「結婚願望? 生まれてはじめてしたいと思っています」と日村に熱いメッセージも送っている。
その後もバラエティ出演のたびに、神田は日村との交際についてガンガン喋る。「体臭が好き」「顔が好き」「パンツを洗濯しようとするとウンチがついている」、さらに7月7日放送の『踊る! さんま御殿!!』(日本テレビ系)では「母が交際に反対している」とも。
同番組でのトークは、視聴者から「何様のつもり?」「上から目線すぎる」とネット上で叩かれまくっている。ひんしゅくを買ったコメントは神田の母が娘に出した<娘の恋人の条件>というもので、「(1)高学歴であること (2)生まれつきのお金持ちであること (3)見た目が速水もこみちみたいであること」という母の希望に、日村が合致しないことで母娘の諍いが起きているようだ。(3)の見た目が速水もこみちについては、娘のためというよりは単に母親の好みのような気がしないでもないが……。
娘に恋人の条件をつきつける母。それを真に受け、公の場で堂々と内容を披露してしまう娘。なんとなく女医でタレントの西川史子母子と似ているなぁと心配になるところではあるが、とにもかくにも神田のこの発言でネット上は「日村にも日村の両親にも失礼!」と炎上騒ぎとなってしまった。
で、日村の両親は息子の結婚バナシをどう受け止めているのか……14日発売の「女性自身」(光文社)が、神奈川県相模原市に住む日村母を直撃し、その反応を探っている。同誌によれば、インターフォン越しに「日村さんと神田さんの結婚話なんですが」と問いかける記者に、日村の母は「ない! ない!」と不愉快な声で対応。「神田さんは挨拶に来られましたか? 向こうのご両親との交流はありますか?」との質問に対しては「なにもない。だから結婚なんて絶対にありえない! 絶対に!」と語気荒く語り、さらにはダメ押しするように「なんにも話がないのに、結婚なんてない!」と語ってインターフォンを切ってしまったのだという。
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