子宮頸がん検診で「疑いあり」となってしまったあたし。
仕事の都合をつけて再検査に行き、股をおっ広げ、長~いハサミのような物で子宮の壁を4カ所チョキンチョキンと切られたキュウ。
痛いし、圧迫感も気持ち悪いし、冷や汗まみれで我慢していたキュウ。
ふとゴミ箱を覗くと血まみれのティッシュが山盛りに……。
フラフラキュウ~!
でも逃げずに再検査を受けたあたし、偉いキュウ。
再検査に行ったことを母にメールで伝えると、
母Mail「え!? もう行ったの? お父さんと一緒に病院に行くなっていう説明をしたかったから、帰省してこいって言ったのに……」

既読スルーしたいキュウ
そうだった……あたしの母親は、スピってる&オーガニックBBAなのキュウ……。
母親はそれ以降、畳み掛けるようにあたしにメールを送りつけてきたキュウ。
母Mail「私の周りの分かってる人たちはガン検診は受けない」
母Mail「ガン検診でガンにもなっていないモノを早期発見して受診&治療すれば医者も儲かる仕組み。医者だって商売」
母Mail「抗がん剤は猛毒。抗がん剤では治らない」
母Mail「あなたは世の中のこと知らないから、近藤誠先生の本とか知らないんでしょ?」
母Mail「ちゃんと自炊して野菜をいっぱい摂って、オーガニックな物を食べてれば90日間で細胞が変わるから、実践後に再検査に行けばいいのに」
…………キュウ。
この母の主張は、あたしのがん検診うんぬんの何年も前から同じ。
仕事が忙しくて自炊できないと抜かすあたしに対して、ずーーーっと
「そんなんでは病気になる」
「医療費がかかるから栄養を充分で添加物がない生活を送れ」
「忙しいのは言い訳だ」
久々に顔を合わせても会う度会う度に同じことを言われ、あたし苛立っていたキュウ~~。
母は自分を律することができて食事制限や欲望を打ち消すことを容易にできる人かもしれないけど、あたしにはできないキュウ。
安い給料の仕事をせっせとこなし、こんな生きづらい現代社会を死ぬまで独りでやっていくつもりキュウ。こんなあたしを癒してくれるのは暴飲暴食のみキュウ~。
それすらも認めてくれない母親。つらいキュウ(泣)
あたしの積もり積もったイライラは、ここへ来てついに爆発しちゃったのキュウ。
母Mail「ちゃんとした食生活を90日以上送ってから再検査に行くべきだ」
しQMail「自分の子宮頸がんがどれくらい進行してるか知りたくてとりあえず再検査を受けただけキュウ。それの何が悪いキュウ? そうやって、いっつも同じ、食生活を改善しろ論に持っていくの止めてくれるキュウ?」
母にはそんなに反抗しないタイプのあたしだったけど、喧嘩腰に返信したキュウ。すると、
母Mail「私の事、その単調な意見だけ主張する馬鹿な奴だと思ってんの? お前はバカか?」
さすがあたしの母親、口悪いキュウ……。
母Mail「今は癌と言えば近藤誠先生の本を読むのが常識です。それすらも知らないのにガン検診受けたんですね? この本を読めば、一切検査には行かないのが一番です、と書いてあります」
近藤誠の本を読みなさい、と、本の表紙を撮った写メが送られてきたキュウ。
まぁ、あたしも医者や医療を絶対的に信じてるわけではないけど……それにしたって妄信は怖いキュウ……。