はじめまして、大和彩と申します!
現在失業中(失業保険ナシ)、貯金ナシ、過去の就活で100社近く落とされた経験アリ、という経歴を生かしてブログをやっている者でございます。
このたびなんと、このwebサイトで、そのブログの内容をもうちょっと詳しくしたものをね、書いてみませんか? とね、言っていただいたんですけれども、この原稿を書いている今現在も半信半疑ですよ! だって、そんなすごいこと、私に? ある訳が、ない……。messyに集った素晴らしい連載陣の中で、一番浮足立っていて、なおかつ、一番猜疑心に満ちているのはこの私だという自信がありますよ。
いえ、分かっております。猜疑心だらけなのはよくないって。けど、ここまで私が卑屈になるのには立派な理由があるのです。ワタクシ、ここ数年と言うもの、不採用につぐ不採用で「お前なんかいらない」というメッセージばかり社会から受け取ってきたものですから、ええ……。
では、まずは、私が無職になった話からいたしましょうか……。
私が無職になったのは、2011年の秋のことでございました。道には夏の間に短い命を謳歌した蝉さんたちの死骸が転がっていました。そんな季節に、
「大和さんは、今月末で、リストラです」
と、会社の上層部に言われまして。 もう、寝耳に水とはこのこと。ぽかーんとしながら
「えーっと、な・なにか、私、やらかしましたか?」
恐る恐る問うてみるも、上層部は 「大和さんにやってもらう仕事がないから」 の一点張り。
……という流れで、私の2011年―2012年無職シーズンは開幕いたしました。 そして3カ月の契約社員としての期間を挟み(その期間はいわば、無職ビバーク期間の3カ月でした)、現在進行形で、2013年無職シーズン、真っただ中です。
2011年―2012年無職シーズンは、保険と、貯蓄を切り崩すこと、そして有名な某家計管理の本を熟読・実践することでなんとか乗り切ったのでした。 このたびの2013年無職シーズンもそのようにして乗り切るつもりだったのですが、今回はなんと失業保険が出ないということを知って茫然自失。契約社員とはいえ会社都合での退職だったため、保険出るかも、と思っていたので、あちゃー、という感じです。
なにがあちゃーか、というと、月末のお家賃と公共料金を払うお金が、ない。ないんですよ!! その時点で、すでに貯金を食いつぶしていた私の所持金は、一万円。
所持金は、その後一カ月たった今も全く増えておりません。さ~て、どのようにして私は生き延びているのでしょ~うか?
というお話を今後書いていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
■大和彩/大学卒業後、メーカーなどに勤務するも、会社の倒産、契約終了、リストラなどで次々と職を失う。正社員、契約社員、派遣社員など、あらゆる就業形態で働いた経験あり。