泥棒にでも入られたのか? という想像をしたが、違った。結婚してもうすぐ20年になるトピ主(女性・専業主婦)が、友人との旅行から帰宅すると「大切なものがゴミ袋に入っていました」という。勝手にトピ主の持ち物を捨てようとしたのは夫で、「ゴミ屋敷になる前に片付けてあげたんだからむしろ感謝してほしい」と夫は言い放った。
勝手に捨てられるのは初めてではない。「冷蔵庫の中に始まり、コレクション品や洋服、子供の思い出の品、ダイエットグッズ、様々なものが本人の了解もなく捨てられてきました。その度に泣く泣く諦めて辛抱してきました」という。今回、あまりに頭に来たので、トピ主は夫の趣味の登山靴の靴紐をハサミで切って報復した。すると出かけるときにこれに気づいた夫は激昂。「殴る、蹴る、それでも怒りは収まらず、まずは経済制裁だと車の鍵、携帯電話、カードを取り上げました」と、小さな喧嘩から肉体的DV、経済的DVにまで発展してしまった。「自分は悪くない。ここまでする私(トピ主)が限度を超えている」と夫の言い分。この先トピ主はどうしたらよいか、という相談だ。
「警察呼んでください」「病院に行って診断書をとり、弁護士さんに相談の上、慰謝料を貰って離婚」「そこまで憎しみ合っているのに結婚生活を続けるなんて辛くありませんか?お仕事探してみたら?」という、もっともなコメントが寄せられるが、それよりもトピ主には“夫に何度も捨てられるほど片付けられない女なのでは”という疑惑も多く向けられた。
また小町であるから“専業主婦が旅行している”ことへの拒否反応もやたらと大きく「専業主婦が旅行できるのは誰のおかげか」など、“どっちもどっち”、“自業自得”的な声が多くなってしまっているのである。
無論殴られれば問答無用で病院に行って診断書を取り、警察に駆け込んだ方が良いと思うし、それと“専業主婦が旅行している”ことは別問題である。小町はかなりドライに“家計に貢献しているものが正義”ともいえる価値観が多勢で、毎度驚かされるばかりだ。
しばらくするとトピ主レスがひとつだけアップされた。「仕事は旦那の希望でしていません」という。小町でこの手のダンナはたびたび見かけるが、仕事をするなと言っておいて経済的に不自由を与えるというのはイジメ以外の何者でもないのではないか。「子供の養育もありますので、暫く頭を冷やして今後を考えます」とか言ってるけど、早く仕事を見つけて出て行った方が良いと思う~!