皆さん、始めまして。
今月からmessyで新しくコラムを書くことになりました。
ヘアメイク&スタイリスト&トータルビューティープロデューサーの千野根アディス実弓です。
簡単に言うと、皆さんが普段目にしているテレビや雑誌の制作現場で仕事をしています。
ヘアメイクやスタイリストって、撮影前にモデルさんやタレントさん、女優さんと個室(メイクルーム)で二人っきりになることが多いのですが、ここでは年齢関係無く、メイクしながらガールズトークに華を咲かせます。
恋愛相談やモテメイクの相談を受ける機会はとても多く、芸能界で仕事をする容姿の優れた女性たちも、普通の女性と変わらないことで悩むのだな、と思ったり。
彼女たちだって、占いの結果や、心理テストや、恋愛コラムに一喜一憂したりするんですよね。
でも私は、よくある“恋愛カウンセラー”を自称するセンセイのコラムって、あまり信用していません。
心理学を専攻しましたーとか、生命科学的視点でーとか、そういう人に恋愛相談してアドバイスもらっても、正直役に立たないんじゃないかと思うわけ。
例えば車の運転だって、マニュアル読んで講義受けて家でも勉強してペーパーも実技試験も受かったとしても、すぐに知らない道で新車を乗りこなせるかって言ったらそうじゃないでしょ。免許取得したものの、まったく運転できないペーパードライバーもたくさんいます。
いろいろなタイプの車や道を運転してこそ、ドライビング感覚が身についたり技術が向上したり、危険かそうでないかの予測が出来るんじゃないかと思うの。
って、エラそうに言うお前さんは誰だよ??? って、思いますよね。
ハイ、私は一介のヘアメイクですが、恋愛ではたくさん乗車して事故も起こしてでも今は幸せにやっております。
「アディス」という名前ですが、ハーフではなく、旦那が外国人です。国はイタリア。
バツイチで、30代突入してから二度目の結婚ライフ。一回目の結婚相手は日本人でしたが、今は国際結婚を楽しんでいます。
別に外国人専門というわけじゃないですよ。ただ今まで国籍を問わず様々な男性とお付き合いしてきて、最終的に結婚相手にイタリア人を選んだのよね。
イタリア人は遊び人で女と見れば誰でも高速で口説くようなイメージがありますが、勿論そんなの人によります。日本人でも外国人でも、浮気する男はする、しない男はしない。
日本人男性が諸外国から見て、全員オタク趣味(アキバカルチャーね)でロリコンって思われたら心外でしょう? それと同じことです。
まったく自慢ではないのですが、過去にお付き合いした男性たちは、華やかな世界の方が多かった。仕事上、そういう男性と知り合う機会もありますしね。プロスポーツ選手、実業家、パイロット、若い頃は、見た目重視でホストもいたし、ヒモみたいな男もいた……。
でも、一通り経験してきたからこそ、今は間違いも正解も分かる。
何でも興味があることは我慢せずに飛び込むタイプなんです私。
知らない後悔より知って後悔。
百聞は一見に如かず。
人生一度きり。
こんな人間です。
大切にされないなら恋人でいる意味がない
私は、モテない男の人を好きになったことはありません。
いくら浮気しない一途な男だからって、他の女からまったく相手にされないような男には魅力を感じません。
(仕事柄、ルックスが飛びぬけて美しい男性を多く見すぎたせいなのか私は面食いなのです)
今まで遊びまくって、いろいろな経験をしていて、女たちに人気があった男を私だけのモノにする。いかに調教するかが楽しいのです。
たくさんの女性を知ってきた男を、私無しでは生きていけなくさせるというのが、ポイントです。
私に出会うまで、「女を落とすのは簡単だ」なんて嘯き、独身を満喫していた旦那も、今は神のように私を崇めています。
それくらい大切にされないと恋人、夫婦になる意味ありません。
中途半端な、不満のある付き合いなら、フリーでいた方がよっぽど楽しい。
大切にされる、相手の人生において特別な存在になるためには、コツもあります。
彼の周りにいる他の女性たちと同じことをしても、彼にとってあなたはズバ抜けたスペシャルな存在にはなりません。ちょっとした「特別」を与え続けることで、彼はいつの間にかあなたから離れられなくなるでしょう。
「で、どうすればいいの?」
誰かの特別になるよう変わるのは、簡単かもしれないし、一朝一夕じゃないかもしれない。
何か目指すモノ&望むモノがあるのなら、先ずは考えて行動していかないと、現状何も変わりません。
内面も、それを表す外面も、変えていってください。
これから毎週、ヘアメイクを含め、トータルに「いい女」をプロデュースする術を記していきたいと思います。
口先だけで行動を起こさないくせに、「幸せになりたい」「彼氏が欲しい」とか言ってる女が大嫌いなんです。
自分を幸せにするにも、不幸にするにも、全てあなた次第。
「いい女」になりましょう。