8月といえば夏!! 夏といえば青い海!! 青い海といえば白い砂浜に一夏の恋!!
ひと夏の恋でも夢見てしまいそうなウキウキな季節がやってきましたが、受験生にとっては厳しい季節だと思っています。そう、キレイな星砂が、本当はバキュロジプシナさんの死骸だってくらい現実は厳しいもの。シングルマザー女子大生の上原由佳子です♡
現在8月6日の午後6時。上原は原稿を書こうと、ワードを開きながら昨年の今頃は何をしていたかなーと思い出しています。
……読者の皆様から「そこまで無計画だったのか!」と怒られそうなことを思い出してしまいました。「やっぱ、思い出すのやーめっぴ!!」と言いたいところですが、正直に申し上げましょう。上原の記憶が正しければ、昨年の夏の8月6日は、締切を翌日に控えた、AO入試の志望理由書を書いていました。
「計画性なさ過ぎ!」とお説教をする前に上原の話を聞いてください!!! 実は受験直前になって志望校を変えているんです! もともと県外の大学を第一志望にしていましたが、上原がやりたいことと志望している大学で出来ることには齟齬があると信頼できる知人から凄まじい勢いで説得され、現在通っている大学を受験することに変更したんです。
思わぬ変更となってしまったため、新しい志望大学への準備は締切2週間前くらいから始めることに。しかも、受験する学科も全く違うものになってしまったので、志望理由も新たに考えなきゃいけないし、何の勉強するのか全く知らない!! 崖っぷち由佳子でした(苦笑)。朝まで志望理由書とにらめっこした上原はなんとか無事に書類を提出することができました。
児童扶養手当の提出を……
提出後「おっしゃー!!夏休みだぜ★」モードに突入した上原は毎週末、娘ちゃんとプール行ったり、東京に用事しに行ったり、夏休みをしっかり楽しんでいました。
そして夏休みも過ぎ去った9月のことです。あれ? 何か忘れている気がする……という悪寒が。コンビニの前でカフェラテを飲みながら、上原はゾッとしました。
「ヤバい!!!!! 児童扶養手当の申請忘れていた!!!!!!!!!!!!!」
みなさま「児童扶養手当」はご存知でしょうか。ひとり親世帯の命綱とも言えるであろう、非常にありがたい制度です♪ちまたでは「母子/父子手当」と呼ばれ、比較的認知度の高い制度だと認識しています。
児童扶養手当(母子/父子手当)は、世帯の所得や子どもの人数に応じて現金が支給される制度です。子どもが1人いて満額受給の場合、月額41,720(満額)が4カ月に一度振込まれます。振込月は4月、8月、12月!! 進級、夏休み、年末という大きなイベントと重なるので、本当に助かります。個人的には毎月振込だともっと助かりますが、そこはどうにもならないのでね(笑)。
当時上原は定時制の夜間高校に通っている学生でしたから児童扶養手当は生活のために必須でした。いまでも働ける時間が限られているので満額受給しているのですが、この児童扶養手当、ひとり親世帯の生活実態を知らない人から嫌味を言われることがあります。今回はそんな児童扶養手当にまつわるお話をしたいと思います。
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