――でも実際、Yさんだって年を取りますし、そうなった時に彼氏が他の若い子に目移りしちゃうんじゃ……とか考えません?
Y「私フラれたことがなくて、そういうの考えたことないんです。常に自分が愛される側でいられる人としか付き合わないし、もっと自分を満たしてくれる人が見つかればそっちと付き合うようになるから」
――恋愛で悩んだりしたことは全くない?
Y「学生時代は、社会人の彼と付き合うことを親に反対されて揉めたりっていうのはありましたけど、いまはないです」
――Yさんが恋愛をするにあたって大切なことはなんでしょう?
Y「いかに楽しい面だけを見ていられるか、かな。ケンカもしたくないし、家事とか料理とか、お金の使い方がどうとか、めんどくさいことは全部なしで、ただデートとか一緒にいる時間を楽しめる相手かどうかですね。『一緒にいてくれるだけでいい』って言ってくれるような人じゃないと無理です」
常に自分が愛される側でいられる恋愛をしてきたYさん。恋愛のしがらみを全て排除した交際が実現できているのは、ある意味うらやましく感じます。ただ、自分を愛してくれるお金持ち男性を渡り歩くという生活をこの先何十年も続けるというのは、彼女が「めんどくさい」と話す「家事や料理、ケンカ」以上に労力を使うものとなり得る可能性もあるのではないでしょうか? 幸せの感じ方は人それぞれですが、10年後、20年後の彼女にも話を聞いてみたいものです。
(リオネル・メシ子)
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