デビュー25周年を記念して大規模なスタジアムライブを開催し、収録曲全5作が全てタイアップ作品となる記念シングル「I am a HERO」(ユニバーサルミュージック)を発売するなど精力的な音楽活動を続けている福山雅治が、8月16日に放送された『ヨルタモリ』(フジテレビ系)にゲスト出演していた。
この日、いつもは架空バー「ホワイトレインボー」のママに扮している宮沢りえが珍しくお休みということで、常連客であるジャズ喫茶のマスター「吉原さん」(タモリ)がママの代わりに“雇われ店長”を任されることに。
吉原さんを囲んだカウンター席には常連客である能町みね子・大友良英・U-zhaanの他に、先日来店したばかりのリリー・フランキーがりえママ目当てで来店しており、不在ということで本気で残念そうなそぶりを見せていた。
そこへふらりとやって来た福山さん。プライベートでも親交のあるリリーさんとタモさんとの共演ということで、リラックスした状態で砕けたトークが繰り広げられていた。
ここ一番でイケてないことをする福山雅治
リリーさんいわく、福山さんは「ここ一番でイケてないことをする性質がある」とのこと。あの“スーパースター福山雅治”が「イケてない」だなんていまいちピンと来ないが、昔からその傾向があるらしく、福山さんは自らイケてないエピソードを語り出した。
中学生時代に初めてお付き合いをした彼女に、誕生日プレゼントを渡そうと悩みに悩んだ福山少年は「コテ」をプレゼントしたそうだ。いわゆる「カール用ヘアアイロン」である。バレッタやシュシュのような髪飾りではなく「コテ」。実用的っちゃ実用的ではあるけれど、中学生男子にしてはなかなか珍しいチョイスかもしれない。
当時、松田聖子が大人気で「聖子ちゃんカット」が流行っていたとのことで、福山少年の彼女もそのヘアスタイルを真似ていたため、
「少しでも彼女のお役に立ちたいと思って、毎日彼女の使う物、彼女のそばにいるもの、『それは何だ? それはコテ!』と思って(プレゼントした)」
とのこと。その話を前にもリリーさんに話したところ、「それはモテないよ」と撃沈されたそうだ。今回も「ここ一番のところで“コテ”が出ちゃう人なんですよ」とツッコまれる始末。でも、彼氏が自分のことを思って一生懸命選んでくれたプレゼントなら、可愛さのない実用的なコテだって嬉しいかもしれない。
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