子宮の妖精しQちゃんが、「ライブ系アイドル」だって知ってたキュウ?
実はあたし、常にイベント出演依頼募集中なんだキュウ。
最近こんなイベント出演依頼メールが届いたキュウ。
「初めまして。ライブハウス××のブッキングスタッフ/イベンターをしておりますヨシリン(仮名)といいます。
この度しQちゃん様にイベント出演をしていただきたく思いメールを差し上げました。詳しくは打ち合わせでお話しいたしますので、お時間をいただくことは可能でしょうか?」
あやしい。出演依頼なのにギャラの説明がないってどういうことキュウ?
でも気になるキュウ~。やらない後悔よりヤる後悔。
道が二股に分岐していたら危険な道を選ぶのがあたしキュウ。
地雷の気配をビンビンに感じながらも自称イベンターのヨシリンに会ってきたキュウ。
……これが打ち合わせという名の肉体接待の入口だったとは、この時のあたしには想像できなかったキュウ。
打ち合わせとは名ばかりの俺物語
待ち合わせ場所に現れたヨシリンは、小林よしのりに激似で年齢不詳な男だったキュウ。小林よしのりは還暦超えてっけど、とりあえずヨシリンは50代よりは下っぽかったキュウ。
この男、打ち合わせとか言っておきながら自分の話ばっかりしやがるキュウ。
ヨシリン「とにかく面白い仲間と一緒にビッグな面白いことをやりたいです」
しQ「ハァ」
ヨシリン「人生を賭けて、この業界の流れを変えなきゃいけない」
しQ「ハァ?」
キュキュキュウ!?
こいつドトールの270円(税込)のブレンドコーヒーすすりながらビッグな夢を語り始めたキュウ。
気がつけば、俺の俺によるサブカル論を聞かされる会になっていたキュウ……はてなブログにでも書いてろよキュウ。
ヨシリン「僕のイベントを踏み台にして、しQちゃんにもっと有名になってほしい。サブカル界を盛り上げたいんです!」
余計なお世話キュウ! サブカル業界を盛り上げたいっつーか自分が盛り上がりたいだけだろ?
ヨシリンは聞いてないのに生い立ちまでペラペラ話し始めたキュウ。初対面なのに距離近すぎないかキュウ?
いわく、本業はニートで、親のすねを限界までかじりながら夢を追っているらしいキュウ。あっぱれな屑キュウ〜。
地に足ついてないヨシリンの言葉は根拠無くビッグで、どれも吉田豪のインタビューから引用したみたいなセリフだったキュウ。引用だけど気持ちはピュアなのが憎めなかったキュウ。