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専業主夫として理想の生活を送るために必要な、将来の妻の年収を計算してみた

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Photo by 401(K) 2012 from Flickr

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 togetterで、こんな記事が話題になっています。「結婚セミナー『男性の結婚適性収入は、月給36万、ボーナスで夏冬それぞれ月給の2〜3倍、70〜100万です。それ以下の男性はいわゆるワーキングプアと呼ばれる貧民層で、悲惨な結婚生活しか待ち受けていません』」

 これは、とある地域で行われた結婚セミナーイベントをお手伝いされていた方のツイートをまとめたもの。詳細は伏せられていますが、専業主婦を希望する女性にチェックリストを渡した上で、彼女が理想とする生活を送るために必要な配偶者の月収を計算すると、「男性の結婚適性収入は、月給36万、ボーナスで夏冬それぞれ月給の2〜3倍、70〜100万です」となったようです。「理想の生活」とは、「庭付き1戸建て通勤1時間圏マイホーム資金、子ども2人私立大学資金、介護資金、老後資金までくわえて、夏休みに毎年家族旅行と毎冬の旅行・帰省もして、週末は家族でディナーして……」とツイートにはあります。

 なお、この結婚相手の適正収入である月給36万(夏冬のボーナスでそれぞれ月給の2~3倍)以下の場合、「いわゆるワーキングプアと呼ばれる貧民層で、悲惨な結婚生活しか待ち受けていません」と講師が話していたともあります。ただ急いで付け加えたいのは、この講師はむしろ「そんな収入を持つ人はめったにいないのだから、高い目標をどのように下げるか」を意識されてお話されていたようだ、という点です。「月収32万だったら、チェックリストのうち何を諦めるか」「じゃあ月収30万なら?」……「月収24万では?」と、徐々に理想を現実に近づける作業をされていた、とお手伝いされていた方はツイートしています。

 これらのツイートから推測してなんやかんやと書き連ねるのには限界があるので、個人的な話で恐縮なのですが、私が(アラサー男性)専業主夫を希望するとして、自分の理想の生活に必要な妻の収入はどのくらいかを計算してみました。

人生設計なんてしたことなかった

 ……とはいえ、今まで人生設計など考えてみたこともなかったので何から手をつければいいのかわかりません。そこで、結婚セミナーに参加されていた専業主婦希望の女性を参考にしつつ、現実的ではないことは承知の上で理想を羅列してみました。

【住居】
・都内、通勤30分圏内
・賃貸マンション(2LDK)

【子供】
・多くて一人
・大学(私立、国公立問わず)までは通わせてあげられる資金は欲しい

【趣味等】
・気が向けば一年に一回程度、国内旅行に行く程度でよい
・車はいらない

【貯蓄】
・老後までに3000万程度の貯金

 うーん、これ以上は想像ができません。まずはここから必要な金額を試算してみます。すでに突っ込みどころだらけかもしれませんが、この先さらにたくさんの突っ込みどころがでるのでまだぐっとこらえて下さい。

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