現在公開中の『天空の蜂』(松竹)の宣伝行脚で、久々にテレビ番組に登場する機会が増えている俳優の本木雅弘(モックン)。映画公開初日の9月12日に放送された『王様のブランチ』(TBS系)では、共演者の江口洋介と仲間由紀恵とともに映画コーナーにゲスト出演していた。
とにかく褒め合うイケメン俳優たち
御三方とも芸能生活のキャリアが長いものの、今回の作品が初共演だったそうだ。番組MCの谷原章介からお互いの撮影現場での印象を尋ねられたところ、江口さんは「本木さんは、ほんとに緻密に役を作ってくるので、ヒリヒリしながら毎日毎日撮影に取り組んでました」と語った。
それをニヤニヤと照れ臭そうに隣で聞いていたモックンは「江口さんは、もうそのままの情熱的な方で、現場でもしっかりパワフルにやってました」と、『ひとつ屋根の下』(フジテレビ系)ばりの“あんちゃん”らしさが現場でも溢れていたことを明かした。
また、江口さんから「“自己プロデュース力”があって役の選び方が上手い」と褒められたモックンは、
「一見、乱暴なように見えるけど、すごく包容力のある男っぽさっていうのは『自分には一生無理だろうな~』みたいな。別物って感じで……」
と、やや自虐しつつ江口さんの男らしさを絶賛するのだった。初共演ながら同世代ということですっかり打ち解け合った様子で、素直に褒め合う二人のやりとりが何だか可愛らしかった。
突然モノマネを始めるモックン
仲間さんは江口さんと同じシーンが今作ではなかったらしいが、モックンとは二人での接近シーンがガッツリあったそうだ。「すごく繊細に役作りをする姿を隣で拝見することができたので光栄でした」と仲間さんが語ると、モックンはおもむろに仲間さんの“目ヂカラモノマネ”を始めた。
「近くで見てもやっぱり、この仲間さんの“目”……。目ヂカラを(感じた)」
と、劇中での仲間さんの役になりきって、静かにギラギラしたカメラ目線をお茶の間にお届けするのであった。確かに仲間さんがドラマなどで時折見せる、眩しそうに少し睨みつけるような眼差しに似ているような気がしないでもない。モックンはモノマネまでできちゃうんだなぁ。
突然インタビュアーを始めるモックン
劇中での役作りについてそれぞれに質問が振られるなか、仲間さんはとても地味な女性の役で、メイクもほとんどせず、服も髪もだいぶ地味に抑えたものになったことを明かした。同映画を制作した堤幸彦監督とは『トリック』(テレビ朝日系)でも一緒だったが、ギャグ的な部分は一切封印だったそうだ。
すると突然、モックンが仲間さんに「実在の仲間さんはどっちに近いんですか~?」とインタビューをし始めた。この日の番組出演前にも、新婚生活について根掘り葉掘り聞こうとしていたらしいが、時間が間に合わず出番になってしまったようだ。
どうしても仲間さんに普段は“地味っぽいタイプ”なのか“ギャグっぽいタイプ”なのか聞きたかったらしく、堪らず生放送中にインタビューしたのである。MCを置いてけぼりにして勝手に話を進めちゃう、好奇心が止まらないモックン。「地味なほうです」と仲間さんから回答が貰えてやっと納得できた様子だった。
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