インタビューをインタビューで返すモックン
また、谷原さんからプライベートでの家族との過ごし方について聞かれたところ、江口さんは、
「撮影に入るとなかなか家に帰る時間がなくなるので、休みの時に一緒にアウトドアに行って遊んだりしている」
と、忙しい中でも家族と一緒に過ごす時間を大切にしているようであった。続けてモックンが振られたところ、「や、谷原さんはどうなんですか?」と間髪入れずにインタビューし返した。
「僕ですか? 僕は家に帰ったら保育園みたいな感じですよ」
と、6人のお子さんのパパである谷原さんは、唐突なインタビュー返しにも即答していた。モックンに教育方針やら家族のルールやらを矢継ぎ早に質問されてもスラスラと回答してみせた。モックンの質問攻めが終わり、谷原さんがやっと話を振れると思ったのもつかの間、
「それを参考にして(子育て)頑張ります、私も」
と、自分のことは一切話さずにインタビューしまくることで見事逃げ切ったモックン。聞きたいだけ聞いて、やるよね~!
江口さんの珍事件を暴露するモックン
プライベートなことは話さない代わりに、劇中でのエピソードは意気揚々と話すモックン。江口さんにはヘリコプターを用いた壮絶なアクションシーンがあったらしく、
「凄かったですよ~! 江口さん、アクションは全然大丈夫ですが、高い所はさすがに苦手だったみたいで、ちょっと(オシッコ)ちびってるんですよ。よく見たらそれ映ってるんですけど」
と、江口さんのまさかの“オシッコちびり事件”を暴露。江口さんは大爆笑しながらモックンの肩をはたくのであった。そこで嬉しそうにモックンは「ちょっとだけ染みちゃったんだよね、嘘だけど」と小さな声で訂正していた。どうやらモックンお得意のリップサービスだったらしい。
本木雅弘という人は、予定調和にさせずにとにかくトークを掻き回すのがお好きのようだ。すましていれば凄くイケメンなのに、話し出すと場を盛り上げたくなるのか、落ち着きがなくなって暴走トークマシンと化すモックン。このギャップに私はいつもワクワクするのである。今度はどこで暴走トークに出会えるのか楽しみである。
(テレ川ビノ子)
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