連載

ヒモ・ワンナイトラブはOK!「ダメ男好き」ならではの幸せの掴み方

【この記事のキーワード】

rumikotitle

 付き合う男性はみな何かしら問題があるという“ダメ男”好きの女性、あなたの周りにもいませんか?

 ネイルサロンを経営しているAさん(28)は自他ともに認めるダメ男好き。彼女がこれまでどんな男性と付き合ってきたかというと……。

・同棲することになった元彼は、引っ越しの最中にAさんのなけなしの貯金(20万円)を「借りる」と言って持ち出したまま音信不通に。2人で住む予定だった2Kの部屋にひとりで住むハメになる。

・「実家に帰って両親の仕事を継ぐ」と言って遠距離恋愛になった元彼は、いつの間にかニートに。新幹線を使う距離だったが、交通費含むデート代はいつもAさん負担。最終的に元彼が地元の女子大生と浮気して破局。

・デートの約束をしても2回に1回はドタキャンする元彼。「実家に住んでいる」と言っておきながら実は本命彼女と同棲していた。

・いつも自分から「別れよう」と言うくせに、Aさんがそれを了承すると「俺がこんなことで別れると思ったの?」と謎の理論で別れさせてくれない元彼。最終的にAさんから別れを切り出したが、元彼はAさんを殴った挙げ句ストーカーになり、引っ越しをせざるをえない状況に。

 ヒモ・DV・浮気など、ダメ男のバリエーションを全て制覇している筋金入りのダメ男好きです。

 現在も「風俗には行くのにデート代を払わない」というダメ男と交際している彼女。これまではそんな自分の現状を変えたいと思っていたそうですが、最近そう思うこともなくなったそうです。はたから見れば、「いや、ダメでしょ」「男見る目養いなよ」と思われるであろう彼女の恋愛事情ですが、本人としては納得のいく結論を導き出したようです。

――ダメ男好きから脱出するのは諦めたんですか?

A「諦めたというか、自分はこういう風にしか生きられないと思って。これまで付き合ってきた元彼たちは性格も外見もそれぞれ全く違うタイプなのに、元からダメ男だったり、最終的にダメ男になるっていうことは、むしろ私がダメ男を欲してるんじゃないかなって思うんですよ」

――ダメ男ばかりと縁がある人は「自分は男運がない」と悩む場合が多いですが、Aさんは自ら望んでいると。

A「ダメ男と付き合って、確かに嫌な思いもしたし病んだ時期もあったけど、いいことがなかったワケじゃないんです。ヒモ男だった場合は、私がお金持ってないと付き合いが成り立たなくなるから仕事を頑張りました。そしたら自分の店も持つことができたんです。浮気症の男の時には、自分磨きを頑張ろうと思えてダイエットに成功しました。それに、お金もあって浮気もしない人から告白されたこともあったんですけど、私はどうしてもそういう人を魅力的だと思えなくて。素敵な人だとは思えるんですけど、それだけ。トラブルはあっても、『一緒にいて楽しい』『もっと一緒にいたい』と思えるのはダメ男なんですよね。あ、でもDVだけは絶対ダメです。ケガしたり、日常生活に支障が出るので」

1 2

Lollipop-Rumiko

通称ロリルミ。中学1年で済ませた初体験を皮切りにビッチ街道を突っ走ってきたが、ここ数年それに疑問を感じ始めている26歳。しかしまだ完全にビッチを卒業することはできず。好きな男性のタイプは、ちょっとSなクンニスト。最近の悩みは、夕方になるにつれてクッキリしてくるほうれい線と、過度の飲酒と白米の食べ過ぎによってできた腰回りのぜい肉。