女優・高岡早紀の妹でタレントの高岡由美子(38)とその家族が、長期間のアメリカ旅行に出かけているが、次女の体調が心配されている。高岡は、1歳6カ月の次女が7月7日に東京の自宅で体調に異変を来して救急搬送されたと自身のブログに記していたが、そのわずか数日後にかねてから予定していたアメリカ旅行へ出発。インテリア会社を経営する夫は同行せず、11歳の長女・次女・高岡の三人で渡米したようだ。
この時点で、「病み上がりの乳幼児が海外旅行なんて……」「15時間ものフライト大丈夫?」と心配の声がネットで上がっていたが、26日に高岡がブログではなくFacebook上に「帰国予定が伸びる可能性が出てきました」という短文とともに一枚の写真をアップ。それは子供用の柵のついた医療ベッドに横たわる次女の写真だった。旅立ちからおよそ二週間のアメリカ生活を耐えていた次女だが、発熱し大学病院を受診したところ入院を余儀なくされてしまったのだという。
「7月11日に日本を発ち、13日にラスベガスで行われたONE DIRECTIONのライブを鑑賞。その後、西海岸に移動してから、ディズニーランドやナッツベリーファームといったテーマパークで遊ぶなどして次女の元気そうな写真もたくさんブログやFBにアップしていました。22日夜にはロスへ移動して観光を楽しんでいたようですが……。次女は幸いにもすぐに退院でき、高岡は『しばらく病院の近くに滞在していることが望ましいとの意思判断により帰国が遅れます』と報告しているものの、退院翌日にはグラミー博物館見学、その後もハリウッドへ行ったり……。『なぜ安静にしていないのか?』と、正直疑問です……」(女性誌記者)
退院2日後には「昨日も一日元気いっぱい!」と次女の写真をFBに上げている高岡だが、ただの風邪だったとしても、高熱で緊急入院するほどの症状が出てから2日で「元気いっぱい」に遊ばせるのは、さすがに不自然である。普段、高岡のブログやFBをウォッチして、彼女の奇想天外な発想に慣れているネット民もこの行動にはびっくりしたようで
「退院翌日から、安静にするわけではなく旅行再開って……」
「常識では考えられないよ。早くに退院できたのは良かったけど、置かれてる状況を理解してるのか?」
「子供って元気になったように見えてもまた症状が悪化することもあるのに信じられない」
「本当にこれ以上動き回るのやめて」
と、ハラハラしながら見守っているようだ。FBでは娘の入院について記しているにもかかわらず、アメーバブログの方では一切そのことに触れず、相変わらずの旅行記を綴っているのもまた怖い。
そもそも旅行出発前、次女が救急車で病院に運ばれたときのことを、高岡は「無力だった自分を思い返しわが子の顔を見ながら また涙が出そう」というほど不安な気持ちがあったはず。救急車を呼んだとき、次女は足を突っ張らせ、目の焦点が合わなくなり、全身が脱力し血の気が引いて真っ白になり意識を失っていたという。人工呼吸をしても反応がなく、母親である高岡は動転してしまった、と振り返っている。それほど恐ろしい思いをしながら、スケジュール通りに旅行を敢行する神経は確かに規格外と思える。
長期の海外旅行で、リゾート地にのんびり滞在するでもなく、アメリカを縦断しながら連日のように街やスポットを観光して歩き回っている高岡母娘。大人でも疲労が溜まりそうだが、高岡にとってはこれぞ旅行、なのだろう。「私の旅は旅をしながら予定をたてたり変更したりバックパッカーの様な旅なので旅の途中で色々計画変更があります。自分でつくる旅は自由でやはり面白い♪」のだという。子供を二人連れての弾丸ツアーを決行している彼女は非常にパワフルだが、くれぐれも体調には気を付けて無事帰国してもらいたいものである。
(犬咲マコト)