衝撃的なニュースだ。本日(8月1日)発売の「週刊文春」(文藝春秋)が、「CHAGE and ASKA」のASKA(飛鳥涼・55)の薬物中毒疑惑、そして暴力団関係者とのかかわりを報じている。7月24日付の東京スポーツが「超大物シンガーXが薬物中毒」と報じ、ネット上では「ASKAのことではないか」とウワサされていたが、にわかに信じられる話ではなく、信憑性を疑問視されていた。ところが、「文春」が伝えたASKAの現在の姿は、やはりどこか「おかしい」。平常ではない様子なのだ。
記事では、ASKAが自宅の部屋でビニール袋に入った白い粉を、ガラスパイプで吸引している「覚せい剤吸引ビデオ」の存在も明記されており、それだけでもファンにとってはショックだろうが、何より驚くのは、同誌がASKAとマネジャーを直撃したときの彼らの反応だ。
7月後半のある昼、12時半ごろ。マネジャーとともに自宅から車に乗り込もうとするASKAを、記者が「週刊文春です」と呼びとめると、ASKAは驚く様子も見せずに「はーい」と返事をして、近づいてきたという。「東スポはご覧になられましたか?」という記者に、ASKAはどんどん接近し、
「見た、見たっ! もうね、ワケわかんない」
「今から病院……(早口で滑舌が悪いので聞き取れず)行ってきます! もうこんな感じなんれすっ!」
と、胸を張り、腰に手を当てて仁王立ち。体調が良くないのか、と訊ねられると、大袈裟にのけぞりながら「あれは、ウソれすよぉー」。
チャゲアスは8月に6年ぶりとなるコンサートを開催予定だったが、6月11日、ASKAに一過性脳虚血症の疑いがあるとして公演延期が発表されていた。その病気がウソだったということなのだろうか。記者が「薬物中毒なんですか」と単刀直入に問うと、
「ぜ~っんぜん。もう、ぜ~んぜん。ハッハッ」
その後も、ASKAは妙にテンションが高く、突然“キン肉マンポーズ”をして「もうこんな感じですっ!」と元気をアピール。ファンが心配していますと告げられると「だって、僕だってビックリしましたよ。こちらがビックリした」と言い残し、去って行ったという。
チャゲアスは80~90年代にミリオンヒットを連発。ASKAは酒井法子の「一億のスマイル-Please Your Smile-」、光GENJIの大ヒット曲「STAR LIGHT」「ガラスの十代」「パラダイス銀河」など多数の楽曲を手掛けたヒットメイカーだ。奇しくも酒井は09年、光GENJI・赤坂晃は07年と09年に覚せい剤所持で逮捕されているが……。
その酒井も今は芸能活動を再開。槙原敬之や岡村靖幸のように、薬物事件後も音楽活動を続けているアーティストは少なくない。ASKAももし「疑惑」が事実ならば、更生して社会復帰してほしいものだが、「文春」では彼の薬物使用量について、「ヘビーな麻薬常習者がひと月に覚せい剤4~5グラム」のところを、「ひと月に30グラム」吸引していると報じている。
しかしASKAはつい最近もライフワークの剣道を楽しんでおり、大会にも出場していたようだ。そこまで重篤な“麻薬中毒者”ならば、そんな芸当はできないような……。ASKA本人、および所属事務所からのコメントが待たれる。