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セフレとセックス中だけ恋人気分に浸る、ちょっとしたひと手間

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 特定の恋人を作らずにセフレとの関係を続けていると、周囲に「なぜ彼氏を作らないのか?」「セフレとは付き合わないのか?」と聞かれることがあります。

 私は、付き合うこととセフレでいることの違いは、「この先の未来の話をしたいと思うか思わないか」だと思っているので、相手に対してそう思わない限りはお付き合いには至りません。ゆえにセフレは「男友達よりは特別な感情があるからセックスしたい、でもこの人とこの先もずっと一緒にいたいというワケではない」という存在です。とはいっても、これは現時点での感情であり、今後セフレとずっと一緒にいたいという願望が芽生えて、「付き合いたい!」と思い始めるかもしれません。ロマンチックなことを言うようでキモイんですが、いつどんな時に恋に落ちるのかは自分でもわかりませんからね。

 そんなこんなで、セフレとはある意味刹那的な時間を過ごしているワケですが、その刹那的な時間の中だけは恋人のように過ごしたいと考えています。デートをしたいとか、定期的に連絡を取りたいという願望は一切ないのですが、セックス中はとにかくラブラブでいたい。ただただ欲望をぶつけ合うセックスも悪くはないんですが、できればイチャイチャ&ラブラブを味わいたいんです。「ベッドの上の数時間だけ、彼氏になってください!」という感じかもしれません。早い話が、いいとこ取りをしたい。これが自分だけでなく、セフレにとっても都合のいい関係性になっていれば一番いいのですが。

 なのでセフレにはその空気感を理解してもらえると非常に助かります。セックス中に異常にベタベタすると、「コイツ、彼女気どりか……!?」もしくは「これって、もう付き合ってるってことだよね?」と感じる男性もいるらしいのですが、そんな気は毛頭ありません。こうした考えなので、費用はかさむけれど女性向け風俗のほうが自分には合っているのかなと思った時期もあったのですが、一発目の経験で非常に嫌な思いをしたので二の足を踏んでいます……。

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Lollipop-Rumiko

通称ロリルミ。中学1年で済ませた初体験を皮切りにビッチ街道を突っ走ってきたが、ここ数年それに疑問を感じ始めている26歳。しかしまだ完全にビッチを卒業することはできず。好きな男性のタイプは、ちょっとSなクンニスト。最近の悩みは、夕方になるにつれてクッキリしてくるほうれい線と、過度の飲酒と白米の食べ過ぎによってできた腰回りのぜい肉。