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KABA.ちゃんorオスカル? 益若つばさに憧れた女優・山咲千里の“新たな顔”

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senri Instagramより

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 「益若つばさに憧れている」発言から早5年――山咲千里(53)のInstagram(以下インスタ)に投稿された彼女の近影に注目が集まっている。その写真の山咲のヘアメイクは、頭にダークカラーの巻き髪ロングのウイッグを被り、幅広・平行型二重の目にはカラコンと目尻が極端に長いつけまつげをつけ、目下アイラインはかなりオーバーぎみに書き、涙袋は不自然なほどに盛り上がっている。同時期に投稿された別の写真では、明らかにまぶたにアイテープを貼っていることがわかる画像も。

senri Instagramより

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 その投稿にファンは「綺麗です☆」「cute♡」とコメントしているものの、インスタ外では「53歳でこれは無理がある」「益若越えた」「KABA.ちゃんかよ」「オスカル?」と、テレビで活躍していた90年代の姿とはかけ離れ、益若を尊敬しドールメイクを完コピしていた頃の姿ともまた違う“新たな山咲千里”に驚きの声があがっている。

 山咲は、1979年にNHK朝の連続テレビ小説『鮎のうた』のヒロインオーディションに合格し清純派女優としてデビュー。その後、1992年発売の写真集『ANOTHER SKIN』(スコラ)にてボンデージ姿を披露し、セクシー路線に転向した。当時からボディコンメインのアパレルブランドをプロデュースしたり、「肋骨を左右一対抜いてウエストを細くしている」という逸話があるほど完璧なスタイルを長年維持するなど、ファッションと美容に強いこだわりを持っていた。

 私生活では、バブル絶頂期の独身時代「政界のコールガール」「1回300万円で身体を売っていた」などの噂がたつほど多くの浮名を流した。2000年に自身もファンと公言していたロックバンド・Dragon Ashのライブで知り合った8歳下のデザイナーと結婚、後に離婚している。

 現在はsenriと改名し、関西を拠点とするモデル事務所に所属。エッセイストとして1992年9月から2015年4月の間に14冊の書籍を刊行しているようだ。しかし、公式ブログは2014年3月から更新されておらず、公式Facebook、Twitterともに閉鎖されており、現在の彼女の姿を知る手段はインスタのみ。けれども彼女のインスタに投稿される自撮り以外の写真は、モノトーンを基調としたビル、バスタブ、シンク、階段、ハンガー、花、コーヒー、空など抽象的な写真ばかり。時にコメントにて写真の場所が明記されることもあるが、大体は彼女が撮った写真かどうかさえわからない。活動内容などわかるはずもないアカウントとなっている。

senri Instagramより

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 年齢も性別も不詳な山咲のインスタ写真には前途のように否定的な声もあるが、清純派女優からセクシー路線へ、そしてドール系から現在のメイクとたびたび変貌を遂げ、若い頃から美容に並々ならぬ興味を持つ山咲にとって“テンプレ的な50歳の姿”では物足りないのだろう。写真を見る限りでは食事や日々のケア、化粧品、画像加工、整形、一体何がどんな効果を発揮しているかはわからないが、彼女の肌は53歳とは思えない状態に写っている。アンチエイジングという言葉が広まり、あらゆる美容法が散乱している今、「若作り=痛い」という概念すら山咲は超越しているようだ。
(夏木バリ)