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離婚危機も通過、赤西仁を変え「結婚」という賭けに勝った黒木メイサ

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左『LOL! ARP REMIX remixed by dee.c』Sony Music Records Inc./右『#JUSTJIN』ワーナーミュージック・ジャパン

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 2015年秋クールの連続ドラマがそろそろスタートし始めているが、筆者は早くも毎週の放送を楽しみにしている1本がある。9月22日に始まった、黒木メイサ(27)主演の『デザイナーベイビー』(NHK)だ。このドラマは、受精卵の段階で遺伝子操作を行い、自分の生まれてくる子供を希望通りにデザインする――そんな生殖医療を題材としており、病院内で起こる新生児失踪事件を黒木扮する“妊娠8カ月の身重デカ”が解決に奮闘するというストーリーである。黒木のほかには渡部篤郎(47)、斉藤由貴(49)、松下由樹(47)、渡辺大知(25)などの芸達者が揃っており、第二話までの段階では少なくとも脚本・演出も申し分なく、大人世代が満足できる社会派ドラマに仕上がっている。

 妊娠8カ月・産休直前の刑事を演じている黒木だが、その演技は「なるほどさすが経産婦!」と大きく頷いてしまうほどの自然なものだ。ガニ股気味にガシガシと歩く様子や、椅子に座る際の大儀そうな演技など、どのシーンでも実に無理のない様子で大きなお腹を抱えた妊婦を演じている。黒木のこの自然な演技も、ドラマの見どころのひとつとなっている。

 2012年9月に女児を出産し、翌年の大河ドラマ『八重の桜』出演で仕事復帰。以降もペースを落とすことなく映画、ドラマと引っ張りだこの黒木だが、プライベートの時間もしっかり調整・確保しているようで、仲良し家族ぶりがたびたび週刊誌にパパラッチされてきた。黒木の夫といえば、言わずと知れた歌手で元ジャニーズ事務所所属の赤西仁(31)だ。2人は12年2月にいわゆる“できちゃった婚”で電撃結婚。以降、今まで何度も不仲説が浮かんでは消えているのだが、裏腹に、夫婦2人きりで六本木ヒルズ内をデートしている風景や、赤西の親友でメイサも信頼を寄せている城田優(29)を交えて一緒に行動しているところなど、隠し撮りされる機会も多い。さらに10月6日発売の「女性自身」(光文社)の記事では、不仲どころか協力しあってひとり娘の育児に勤しむ仲良し夫婦であるように見える。

 『夫・赤西仁をイクメンに調教…黒木メイサ「肝っ玉ママ」になっていた!』と題した同誌の記事は、9月下旬のある平日にこの夫婦の1日に(こっそり)密着したレポート。ひとり娘(3)を都内のインターナショナルスクールに送っていく彼ら。運転は赤西だった。同スクールに通う保護者の話によると、夫妻はよく一緒に娘を送迎しているのだという。タイムカードなどない勤務形態の夫婦だからこそ、スケジュールに余裕のある時期はなるべく行動を共にしているのだろうか。結婚から3年が経過してもまだ「少しでも一緒に行動」とは、意外である。

 娘を送ったあと、赤西は黒木を都内のフィットネスジムに送り届け、自身はスタバでアイスコーヒーを購入し車内でひとやすみ。どこかへ自分の用を済ませに行くでもなく、車内で妻の戻りを待つ。1時間後にはジムから出てきた黒木を乗せ、赤西の車は都内の有名そば店へ。店内では会話もはずみ、赤西が黒木に対して献身的な様子なのが印象的だったとある。この日の赤西は完全に奥さんの運転手係になっているワケで、確かに「献身的」と言えなくもない。

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