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「接客は苦痛だけど、まだ辞めたくはない」有名アパレル・副店長(26)の給料明細

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――就職活動全滅中に救いの声……「接客が嫌になっちゃった」なんて気持ちも吹っ飛びますね。では、初任給はいくらでしたか?

K「手取りで20万円弱です。基本給は額面で20万円、そこから健康保険、厚生年金、雇用保険、所得税、住民税が控除されたんですけど、当時働いてたお店は残業がすごいあったので、残業手当てがかなり出ていて。ちなみにボーナスは夏と冬の年2回。1年目の夏は5万円、冬は18万円くらいでした」

――残業手当がしっかり出るのは良いですね。当時は何にお金を使ってましたか?

K「一番の出費は洋服でしたが、当時は彼氏と同棲してたので、その出費も大きかったですね。家賃70000円、電気代6000円、水道代は定額で8000円でした。『水道代定額って何?』とは思ってましたけど(笑)。この金額を彼氏と割り勘で払ってたので、自己負担は月々42000円くらいです。その後、社会人3年目の4月に彼氏と別れたので実家に戻りました。何だか42000円昇給した気分になりました(笑)」

――(笑)。ちなみに本当の昇給はありますか?

K「多分1年に1回はしてるはずです。でも、明細を見ない私が悪いんですけど、店舗や時期によって残業時間が全然違うので、いくら昇給してるかは把握してません。逆に言えば、わかんないくらい微々たる額なんですよね」

――なるほど。では、先ほど「DCカードを全然使ってない」とのことでしたが、他のクレジットカードはお持ちですか?

K「はい。うちの会社は社員販売(以下:社販)がすべてクレジットカード決済なので、入社時にJCBカードを作らされました。今はそのカードを日常的な買い物でも主に使っています。あと高島屋で働いてた時に作ったタカシマヤカードと、マルイで友達が働いてた時に勧められて作ったエポスカードも持ってるので計4枚です。エポスカードとDCカードはまったく使ってなくて、タカシマヤカードは高島屋で買い物する時と携帯代とポケットwi-fi代の支払いに使ってます」

――毎月のクレジットカードの支払いはいくらくらいですか?

K「大体いつも1回払いで買っていて、毎月JCBで6万円、タカシマヤカードで2万円くらいですね。JCBは主に服です」

――社販の割引率はどれくらいですか?

K「自分の所属ブランドの商品は70%オフ、他ブランドは60%オフです。でも、社販購入上限額が決まっています。今働いているブランドだと単価が高いので1シーズン(シーズン=3月~8月/9月~2月)55万円まで、前にいたブランドは単価が安かったので1シーズン30万円まで。その額を上回る場合は定価で購入しないといけません。といっても、仕事用の服(以下:着用)も通常通り買いつつサンローランのバッグなどを社販で買った時でも上限に達さないので、困ったことはないんですけどね」

――販売員の特権ですね……羨ましい!!! ちなみに、着用は毎月いくら分買いますか?

K「それもブランドによってバラバラですね。前のブランドでは、売るために“その時、店頭にある商品”しか着用できなかったので月8~10着くらい買ってましたけど、いっても70000円くらい。靴やアウターなどの高単価商品を買う時は10万円くらいかかってました。

今のブランドは本当に単価も高いし、着れば売れるというわけでもないので、着用はほとんど制服化しています。全身そのブランドの服を着てますけど、店頭に商品がなくても、前シーズンの商品でも良くて、各自欲しいものがあったら買うって感じです。なので、去年の9月に移動してから、商品単価はかなり上がったのに社販金額は60000円くらいに減りました。でも、同時に残業時間が短くなったので、収入はさほど変わりませんでしたね」

――なるほど。ちなみに着用は普段着としても使いますか?

K「はい。むしろ入社してから洋服や靴は社販でしか買ってません。個人的にも好きな系統の服ですし、他店で買うよりも上質な服が安く買えるじゃないですか。なので他店で買う必要がないんです。アパレルの醍醐味ですよね」

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