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オトナの遊び場「ハプニングバー」の最新事情と遊び方をオーナーに聞く!

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ーーこちらはムーディな雰囲気だし、オトナなお客さまが多そうですね。

「うん、そうですね。音楽を爆音で流して、飲んだり踊ったりして、ウェーイって簡単にハプニングに流れちゃうようなお店もあるから、そういうのが好きな人はどうぞどうぞそちらに行ってください、と思っています。そういうところはハプニング自体もノリだけのスポーツセックスだし、ここのお客さまはそういうのは求めていないですね」

ーーヤレればいいっていう人もいれば、エロティックな駆け引きのようなものを期待する人もいるだろうし、ハプバーに来る目的は人によって違うんですね。

「若い女性だと『他人のセックスを見てみたい』っていう人も多いですよ。AVだって演出があるし、本当のナマでガチなセックスってなかなか目にできないじゃないですか。カップルで来る方たちは、基本的に〈寝取られ願望〉を満たすため。自分の彼女がほかの男性に責められているのを見て興奮したいとか、自分がもう元気なくなっちゃって彼女を満足させられないからほかの人にお願いしたいとか、それをオカズにして後で2人で盛り上がろうとか」

ーー自分が何をしたいのか、はっきりとさせて行くほうが愉しめそうですね。

「ところが女性で、しかも単独のお客さまだと、したいことはわかっていても、なかなかそれを伝えられないんですよ。本人はしっかり決意してきたつもりでも、場の雰囲気に飲まれるんです。いきなり願望をカミングアウトするのは確かに難しいから、最初はお酒を飲んだり常連さんとおしゃべりしたりして、緊張が解けてきたころに僕やスタッフにそっと打ち明けてくれればいいんです。『何人かで責められたい』でも『しているところを見てほしい』でも、要望に応えられるよう尽力しますよ」

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ーー弾ける女性っています?

「それが、初めてきていきなりスパークしちゃう子って、その後リピートしてくれないんですよね。その場は盛り上がって何人も相手して、本人も大興奮! なんだけど、家に帰ってから『私、なんてことしちゃったんだろ~』って自己嫌悪に陥るみたいですね。だから、ほどほどのところで切り上げてもらいたいんだけど、盛り上がっているときはなかなかスタッフも止められないから、本当に難しいです」

オトナの場でモテる人モテない人

ーー欲望を人前であんまりオープンにしすぎると、後で揺り戻しが来ますよね。そのへん、自分でコントロールできるようになると、こういうところでも上手に遊べるようになるのかも。男性は、どんな人が歓迎されますか?

「ガッツいている人はまずダメですね。ヤリたいだけなのが丸見えで、1回できたら次もできると思っている。女性が疲れていてもお構いなしで、自分がしたいことばかりを押し付ける……1対1のセックスが下手な人は、こういうお店でも下手です。人気なのは、おもしろくてエロい人。バカな話で女性だけじゃなく男性もみんな笑わせてくれる人が、結局いちばんモテるんですよ」

 ハプバーはたしかに特殊な空間だけど、常識的な人が好かれる……って当たり前といえば当たり前だけど、とても大事なお話。クンニクマンさんのお話にあったように、いまはいろんなお店があって、それぞれ客層も違うとのこと。バイブにもいえることですが、何であれファーストコンタクトって重要! 一度目で「あ、失敗したな」と思ったら二度と行きません(バイブだったら、使わない)。そのお店に、ではなくハプバーという場そのものから、腰が引けます。

 興味がある人も、いきなり単独で乗り込んだり、カップルで高すぎる期待を抱えながら行くよりも、まずは同性の友達と飲みにいって様子見する、ぐらいのスタンスから始めるといいのかも。弾けるなら、お店と自分との相性を見極めてからでも遅くない! アダルト系の遊びは総じて、いきなりトップギアに入れるのではなく、自分を見失わないよう徐行運転で入っていくのがよさそうです。ハプバーとは、そんな冷静さを見失わないオトナのための遊び場なんですね。

【取材協力】
No, Where
http://nowheretokyo.com/
料金やシステム、アクセス、イベント情報はHPをチェック!

(桃子)

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桃子

オトナのオモチャ約200種を所有し、それらを試しては、使用感をブログにつづるとともに、グッズを使ったラブコミュニケーションの楽しさを発信中。著書『今夜、コレを試します(OL桃子のオモチャ日記)』ブックマン社。

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