派閥闘争についてたびたび話題になるジャニーズ事務所だが、嵐ばりの大ブレイクはもう目前、とばかりに盛り上がっているのが、“ジュリー派” Hey!Say!JUMPだ。中でも、今年に入って急激にファンが増加中だというのが、メンバーの伊野尾慧(25)である。
2007年にHey!Say!JUMP結成メンバーとなるも、09~13年までは学業を優先させ(明治大学理工学部建築学科卒)ていたためか、ほかのメンバーと比べてメディア露出が極端に少ない印象だった伊野尾。全員で音楽番組に出演しても、積極的にトークに絡まず、地味な存在の“隠れイケメン”だった。また、一時期は頭髪の後退を心配されていたことも。06年から15年現在まで、わずか4本しかテレビドラマへの出演もない。
しかし今年は初の単独主演舞台「カラフト伯父さん」を上演。V6とともにHey!Say!JUMPがメインパーソナリティを務めた『24時間テレビ「愛は地球を救う」』(日本テレビ系)では建築学科卒の知識を生かし、被災地の学校のリフォームを担当する活躍を見せた。そしてもっともファンを驚かせたのが、10月に雑誌「Hanako」(マガジンハウス)の猫特集で単独表紙を飾り、巻頭グラビアも数ページにわたって掲載されたことである。このことで、「事務所が本気で推してる」と一気にザワつきはじめている。
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