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KAT-TUN脱退も本音が見えない田口淳之介、テレビ出禁は確実か

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『今日は会社休みます。』大城さん、すごくよかった

 11月24日――生放送の音楽特番『ベストアーティスト2015』内で、それまでの楽しく賑やかな空気が一変した瞬間があった。人気アイドルグループKAT-TUNの田口淳之介(30)が、突然グループ脱退とジャニーズ事務所を退所することを発表したためだ。彼とともにテレビ画面に映るメンバー、亀梨和也(29)、上田竜也(32)、中丸雄一(32)は全員沈痛な面持ちで、中でも亀梨の悔しさを隠そうとしない表情はかなり印象的であった。

 同日、ジャニーズ事務所は田口と、そして全メンバーのコメントを関係者にFAXで送信。田口はこの中で「一身上の都合によりジャニーズ事務所との契約を終了します」「2016年はKAT-TUNのデビュー十周年という年ですが、その十周年を節目にKAT-TUNを離れ、自らの道を歩む運びとなりました」と綴っている。その他はありきたりの言葉が並ぶだけで、ここからはいったい彼がなにを考え、このような結論にいたったのかはよく見えてこない。

 では他のメンバーのコメントはどうか。亀梨は「グループの一員としては、なぜ今なのか。情けなく、悔しい気持ちです」とやはりここでも悔しさをにじませている。上田は「本人には何度も説得を試みましたが意志が固く、このようなご報告を申し上げることとなり、自分の力不足を痛感しています」、中丸は「これまで多くの時間を掛けて話し合いを致しましたが、彼とは芸能活動に対する考えに大きな隔たりがあり、最善を尽くしましたが、その溝を埋めることは出来ませんでした」「田口の今後の具体的なビジョンは聞いておりません」。

 このコメントを見る限りでは、KAT-TUNのメンバーは田口の脱退に納得していないし、彼を快く新しい世界へ送り出そうとしているようにも思えない。なにより、脱退する田口の“本音”がまったく見えないのが気にかかる。KAT-TUN結成10周年という大切なメモリアルイヤーの2016年をわざわざ選んで、グループを抜けるという大きな決断をしたのはなぜなのか……。

田口がとりたい「てっぺん」とは?

 田口が脱退後の道を明確にしなかったため、ファンの間では様々な憶測が飛んでいる。やはりもっとも多いのは、かねてから交際している女優・小嶺麗奈(35)とついに結婚するのではないかという声だ。

 田口の小嶺の交際が発覚したのは07年のことで、以降たびたび週刊誌等でツーショットを撮られている。もう少なくとも交際8年になるカップルで、今年の春には、田口が小嶺と小嶺の母と“マスオさん状態”での同居もスタート。いくらジャニーズ事務所所属のアイドルタレントでも「結婚は可」な風潮が出てきたからといって、田口はそれを許可される立場ではなかったという。老若男女方向性を問わぬ人気を獲得し、一部の女性ファンに頼らずとも売上に貢献できる立場であれば、結婚も認められたかもしれない。しかし事務所は小嶺との交際に当初から反対しており、交際を考え直すよう何度も田口に話してきたという。それは単純に、田口が若手だったからというだけではなく、小嶺周辺の人間関係にも事務所は難色を示していたそうだ。だが田口は、自らがKAT-TUNの一員として芸能活動を継続するよりも、一人の人間として愛する女性と一緒になることを選んだのかもしれない。あるいは、シビレを切らした事務所から「どうしても結婚するつもりならばクビ」と宣告された線もなくはない。

 突然の脱退発表から一週間。12月1日発売の「女性自身」(光文社)の関連記事は、さらにファンの傷口に塩を塗る。それによると「田口さんが脱退を言いだしたのは今年の春。あまりに唐突だったので、他のメンバーは冗談だと思ったほど」(芸能関係者)ということだ。メンバーは来年の10周年にむけて何度も話し合いを重ねている最中で、「来年は個人の活動よりグループを優先しよう」と心をひとつにし始めていた。しかし田口は、グループを最優先に考えることは出来ない自分に気づいたのだろう。前出の芸能関係者によると、田口が本気であるとわかった時に亀梨は「なんで今なんだ。支えてくれるファンに申し訳ないと思わないのか」と激しく詰め寄ったという。その後もメンバーが何度も説得を試みるものの、田口の気持ちは変わらなかった。脱退発表後、同誌は田口と小嶺と、そして小嶺の母が住んでいたマンションを訪れるも、すでに引越しを終えたあとのようでもぬけの殻であったという。

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