「若気の至りだったと思います。まだ社会に出て間もない頃でしたので、仕事をこなしているだけでとても格好良く見えました。夫は当時から年収400万円で、ほとんど上がっていません。デートも割り勘でしたが、そういうものかと思っていました」
「私の人間性や人格ではなくて、若さが良かったということですよね。むなしいです」
「離婚なんて申し出たら、夫は死に物狂いで阻止してくるでしょう。若い妻をもらったことが何よりの自慢だからです」
“離婚”をすすめるコメントあふれる中、トピ主はこのように夫に対する違和感を文字にすることで明らかにしてゆき、最終的にこんな結論に達した。
「レスを返して行く中で、自分が何を望んでいるのかがクリアになってきました。『私が若くなかったとしても愛してほしかった』です」
「女性の若さを讃える夫…でも人間はみんな老いて行きます。夫も既に老いが始まっています。なのにどうして?いつまでも女性には若さを求めるの?貴方は若くないのに!という不満がたまっていたのだと思います」
そしてすぐに夫と話をした。トピ主が30歳超えていたらプロポーズしてくれたか? と聞いたのだ。夫はこう言った。
「結婚相手に必要なポイントが5万点だとするよね?まずmayuは美人、これで3万点。あとは20代前半、これで2万点。真面目、千点。料理が上手い、千点。(以下、千点が続く)…これで6万点。だからプロポーズした。でも若くなかったらマイナス2万点。すると4万点で足りないよね。だからプロポーズしなかったね。というか、30超えてたら恋愛対象にならないでしょ?」
「若さよりまず美人なこと、これは絶対。もし世の中にブスな若い子と、美人な年増の2人しかいなかったら後者を選ぶけど、実際女の子はいっぱいいる。だから美人で若い子が良かった」
夫はあくまでも若さにこだわるのである。愚痴トピはこの話し合いの報告で一旦終わっていた。そして2つめに立てられたトピでは、こんなやり取りをしたことが明かされている。「もし事故で私の顔が酷いことになったら、どうする?」と問うトピ主に、夫は「そりゃ別れるけど…、そんなのあるわけないだろ」。わ、別れるんだ……?
夫の、若くて美しい女性への執着はすさまじい。若くて美しいトピ主が素直に羨ましいが、内面を見てくれないことに当人が不満を感じるのは無理もないだろう。
「自分自身、心境の急激な変化に驚いています。どこかに吐き出したくて書き込んでみたことが、まさかこんなことになるなんて…」とトピ主も驚いているが、確かに読んでいる方もびっくりした。目下離婚を検討中のトピ主、親戚にも相談することになったという。トピには「これで最後です」と書き込まれており、こうしたその後は報告されない可能性が高いが、夫はいったいどうなるのか……仮に離婚となったらもう再婚できないのは夫の方だろう。