
Photo by Kamil Kaczor from Flickr
結婚生活や配偶者に求めるものは、人それぞれ大きく違います。少女漫画のようなお金では買えない愛情を求める人もいれば、お金さえくれればいいという人、浮気してもOKという人もいます。それでも、お互いが納得していれば何の問題もないでしょう。
3年前に合コンで知り合った2歳年上男性と結婚し、昨年第一子が生まれたというKさん(29)は、ご主人と顔を合わせるのは月に2~3回ほどで、彼女の実家近くに自宅はあるものの、お子さんとともにほぼ実家で生活しているといいます。そんな彼女がご主人に求めるものは「8割お金、2割愛情」とのことで……。
――ご主人とは月に2~3回ほどしか会わないとのことで、単身赴任なんでしょうか?
K「厳密に言うと単身赴任ではありません。旦那の職場が自宅から電車で2時間半くらいかかる場所にあるんですが、自宅から通うとなると朝も早いし、仕事が忙しくて終電に間に合わないことも多いので、旦那は職場から電車で20分のところに別宅を借りてるんです。で、週末たまに自宅に戻るという感じですね」
――ご主人があまり帰ってこないことに不都合はないんでしょうか?
K「ほぼ実家にいるので、子供の面倒も両親や妹に見てもらえるし、特に問題ないですね。旦那が帰ってくる時は自宅に戻って過ごします。自宅に誰もいないことも多いから、家賃がもったいないなと思うことはありますけど、旦那が払っているので別にいいかな」
――ご主人は職場近くに部屋を借りて、なおかつ自宅の家賃も払っているなんて、だいぶ稼いでいる方なんじゃないですか?
K「一応、大手と言われるIT企業で働いているので、忙しい分お給料も悪くないみたいです。正確な額は知らないんですが」
――家計はご主人にお任せなんですね。
K「そうです。十分に生活費と貯金分をもらっているので、これでいいと思ってます」
――それはうらやましい限りですが、ご主人の不在が続いて、寂しいと感じることはないんでしょうか?
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