「セックスしたい!」オーラを封印すべき時もある
かなり年上の知人夫婦の話ですが、産後のセックス回数は片手で数える程度だったものの、子供が自立し、20数年ぶりに夫婦2人きりの生活に戻った途端、セックスの回数が増えたそうです。その奥様の話によると、「以前は子供の世話で心身ともにとにかく疲れていたし、『万が一、子供にセックスを聞かれたり、見られたりしたら嫌だ』という不安でセックスする気が起きなかったが、2人きりになったらそんな心配もなくなり、してもいいかなと思うようになった」とのこと。要するに、いまはセックスレスでも数年後には状況が変わっているかもしれない、ということです。
東京にいる奴さんの奥様も、娘さんが夏に生まれたばかりということで、マイペースにできるオナニーは可能でも、相手ありきのセックスをする体力は残っていないということも考えられます。特に産後はホルモンバランスが変わりやすく、一時的にセックスが嫌いになったという女性も少なくありません。それに奥様がわけのわからないことを言うのも、産後でホルモンバランスが崩れてしまい、精神的に不安定になっているからかもしれません。
これまでずーっと我慢してきたのでしょうが、セックスレスであることを悲観的に捉えて悶々とし続けるよりも、奥様との結婚生活を積み重ねていくことで「いつかまたセックスできるかも」と考えたほうが前向きではないですか? そう考えていくうちに、例えば娘さんの成長など、セックスレスを忘れさせてくれるほどの楽しみが出てくるかもしれません。それはそれでいいことですよね。
それに、追いかけられれば逃げたくなる人もいますよね。相手に求められているうちは拒否していたくせに、求められなくなった途端に相手にすり寄っていくこともあります。いまの東京にいる奴さんは、「セックスしたい!」オーラが出すぎている可能性もあるので、なんとかオナニーで性欲を解消して、奥様にセックス関連の話題を出すのをやめてみるのもいいかもしれません。そうすることで奥様が東京にいる奴さんの変化に気づき、自ら誘ってくることもあるかもしれませんよ。
セックスレスは離婚の理由になるほど、当事者にとっては深刻な問題ですが、思い詰めたままで状況が好転することはないし、奥様との結婚生活を続けたい限りは発想の転換をしていくことが必要だと思います。東京にいる奴さんの気持ちが少しでも楽になることを祈っています。
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