「ベビーバスケ」の珍ルール
「ベビーバスケ」はスポーツなので、ちゃんとルールも定められているとのことだが、この設定とネーミングがまたウケる。
・3秒以上持つと→「過保護」
・ボールを持って4歩以上歩くと→「子煩悩」
という母性溢れるファウルがあるそうだ。味方のゆりかごにボールを泣かさずに入れると「2ポイントベビー」となり2点入るらしい。解説されたもののハンターチームはこの珍競技に戸惑い、亀梨くんは堪らず「皆さん正気ですか!?」と訴えずにはいられなかった。
それにしてもよく考えてるな~。競技をする時にはお母さんっぽさを醸し出すためなのか、選手みんなでエプロンを着用するという徹底ぶり。実際に5人対5人のチーム制でシューイチチームVSゆる協会のアスリートチームで戦うことになったのである。
意外にも白熱の戦い!?
試合が始まってみると「アンマザーシップファウル!」「過保護!」というファウルの連発とともに赤ちゃんの泣き声が鳴り響くというカオス状態に。しかし、次第にシューイチチームも感覚を掴み始めていきゴールを決められるようになっていった。
さっきまで馬鹿げたスポーツだと思って半笑いしていたはずなのに、中丸くんも亀梨くんも本気顔でボールを優しくパス&ゴール。「白熱すると母性がなくなり、ボールを泣かせてしまう=ファウルが増える」というのがこの「ベビーバスケ」の難しいところらしい。
初体験のわりにはシューイチチームもよく健闘し、ゲーム終盤で8-10まで点差が追いついた。そこで一気に3点獲得の逆転を目指して、ゆりかごから離れた所から投げ入れるゴールの「3ポイントベビー」に亀梨くんがトライ! けれども、早い速度と揺れを感知したのか「オギャ~!」の泣き声とともにボールがゆりかごにゴールしたため、「アンマザーシップファウル」を取られてしまいノーゴール。その直後にタイムアップとなり残念ながら敗北してしまった。
せっかく理想的な逆転劇で、とってもカッコイイ見せ場になるとこだったのに~! でも、このコーナー的にはオチまでついて大成功だったりして♪ 試合が終わってみると亀梨くんは充実感に満たされたらしく、
「ナメてた! これ、めちゃくちゃ面白い!」
「皆さん、正気ですわ!」
と興奮気味に「ベビーバスケ」を大絶賛するのであった。クールな亀梨くんが、ガッツリ気に入ってるじゃ~ん! 確かに最初は「ふざけてるっしょっ~!」と笑ってしまったが、実際にプレーしてみると面白そうである。「母性を育むスポーツ」なんて聞いたことないけど、なんだか流行りそうな予感も!? この協会が次にどんな新競技を打ち出してくれるのか楽しみに期待したい。同番組が新オモシロ競技をキャッチした暁には、ぜひ中丸くんに“つぶ狩り”しに行っていただきたいものである。
(テレ川ビノ子)