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「早く結婚させろ」「産め、働け、介護しろ」見合い相手の問題発言

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 その後、コメントでもらったアドバイス『身辺調査』『交際期間をせめて半年に』という話をするため実家に赴いたトピ主だったが、ちょうど実家にはAさんが来ていた。身長183センチ、韓国俳優のような顔立ちで、韓流スター大好きな母はすっかりAさんを気に入った様子。姉もデレデレとしている。そしてAさんはトピ主に「まだ若いんだから結婚はそんなに急がなくてもいいんじゃないですか?」とのたまった。いや、その言葉そのままアンタに返すよ……。冗談かと思い、軽く流していたが、Aさんは引き下がらず、かなり非常識な提案をしてきた。

「結納はトピ主さんの予約したお店がいいねと姉さんと話してたのですが、予約が取れなかったんですよ」

「その予約と、ついでに挙式の予約も譲ってもらえませんか? お義母様から写真を見せていただきましたが、とても素敵な会場で、評判もよさそうなので、二人ともこれなら満足だって話をしてたんです」

 こんなことを言い出すAさんには怪しさしか感じないが、姉は嬉しそうにもじもじ、母はAさんに賛同し、トピ主に予約を譲るように言い出した。父は無関心で話にならない。不信感がMAXに達したトピ主はこっそり調査会社にAさんの身辺調査を依頼した。調査結果は、勤め先は結婚相談所に申告した通りであったが「学資ローンと奨学金の返済中」であったことが分かり調査会社から「父親が公務員と言っているならば、高校で奨学金をもらい、さらには学資ローンを借り入れているのはおかしい。家族についてなにか隠しごとをしているのかもしれない」と指摘されたという。家族調査の追加を勧められたというが、結局それは断った。

 トピ主はひとまずこの調査結果は自分だけにとどめ、家族には公表せず粛々と自分の挙式の準備を行うことにした。と言っても、プランナーさんから「兄を名乗る男性の方から予約名義の変更の電話がかなり頻繁にかかってきている」という連絡があり、色々と大変そうだ。

 そして10カ月が過ぎ、年が明けてから……トピ主レスが更新された。無事、トピ主の結婚は済んだという。プランナーさんや夫の両親が盾になり、予定通りに結納、挙式が行われた。しかしAさんはこの結果に不満を示し、トピ主夫が不動産関係の仕事をしていることから「結納前に入籍する。そして、結納と挙式は家を先に買いたいから2016年まで我慢する、家の購入にトピ主夫婦が協力するならOK」と、姉との結婚に条件をつけてきた。ただでさえ非常識なAさんと姉の新居探しを、夫に手伝わせるなんてありえない、と、トピ主はAさんの要求を断って住宅情報カタログを送付。そんなトピ主の態度に、すっかりAさんの味方な実母は立腹、なんとトピ主を相続放棄させ、姉とAさんへの生前贈与が決定した。

そして姉とAさん夫婦は7月にAさん名義でマンションを購入。10月、トピ主の結婚記念日をわざわざ選んで入籍。今年の元日に結納をした。トピ主は二人の挙式に参列しなかった。す・る・と!

「うちの両親の態度(が気に入らない)・妹が(挙式に)来ていないのはAさんの実家を軽んじているという理由で姉は家を追い出され、離婚を迫られているそうです」

 あ~あ。もう後の祭りである。結婚詐欺まがいのことをされてしまったのである。トピ主はこの件以降、実家と連絡を取っていないが、留守電や電話でこの事態を知ったという。もともとトピ主と母親は相性が悪く、途中のレスに「母は思い通りにならない私を見るたびにイライラしている」「母もAさんもモラハラ・コントロールフリークで似た者同士」等とあったので、実家と縁が切れてトピ主にとっては良かったのかもしれない。

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ブログウォッチャー京子

インスタウォッチが日課の子持ちライター。子供を寝かしつけながらうっかり自分も寝落ちしてしまうため、いつも明け方に目覚めて原稿を書いています

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