そんなふうに考えていた矢先、また別の男性に「俺のちんこ小さい?」と聞かれました。以前、「微妙」と答えてその場の空気がどんよりしてしまった経験を活かし、違う答えを導き出そうとした私。とはいえ、どうしても「大きい」という嘘はつきたくなかったので、今度は「普通」と言ってみました。ちなみに「普通のレベルで小さい」の略です。
すると彼はまんざらでもない感じで「普通かあ!」と。普通って、よく使いがちな言葉ですが、その言葉がもたらす安心感は絶大なものなんじゃないかなと思います。平凡という意味でも捉えられますが、「一定の基準を超えている、恥ずかしくないもの」という、ポジティブな受け取り方もできます。おそらく彼は後者の意味で解釈したのでしょう。
めんどくさいので、今後また男性にちんちんのサイズについて聞かれた時は、実際どうであれ「普通」と答えるようにします。答えに迷っても、事実を告げても、嘘をついても、結局そのちんちんのサイズは変わらないのですから、もうみんな「普通」ってことにしておきましょう。相手を傷つけることもなく、かといっておかしな方向に自信を持たせることもないであろう、ちょうどいい表現が「普通」なのかもしれません。
(Lollipop-Rumiko)
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