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縁起物or嫌がらせ!?「海鮮恵方巻き」~新春・春画展レポート添え~

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遅ればせながら新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
すっかりお正月モードも過ぎ、七草粥を食べ、成人式、デビット・ボウイの訃報やSMAP解散危機、大雪で交通機関が乱れたり……と、心乱れる慌ただしい日常の幕開けとなりましたね。
特に大雪。私は見事に巻き込まれておりました。
改札を通るまでに2時間以上かかった人たちもいて、出勤時間はてんでバラバラでした。
あの日は大雪エリアの誰もが職場に着いた途端、あるいは到着する前に「帰りたい……」と思ったのではないでしょうか。
ズボズボと足跡を作りながら歩いたのは久しぶりでした。20cmくらい積もっていたと思います。
雨も雪も集中しすぎです。「スキー場にこの雪あげるよ」と思いました。
今後もいきなり寒波にご用心です。

さてさてそんな新年でありますが。新春というわけで、今回のお喋りは春画です。強引ですね! yeah!

〜回想〜

2015年12月。やってまいりました永青文庫。
何しに来たかって? 春画展を見に来たのでありますよ。
評判の良さはチラホラ聞こえていたものの、期間の長さにのんびり構え、気付けば最終日!

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到・着

2013年から2014年にかけてロンドンの大英博物館で開催された春画展。
好評を博しましたが、当初日本での巡回予定はありませんでした。
現地で鑑賞した宇多田ヒカルさんは「当時の日本人を身近に感じられてすごく面白かったし歴史の勉強にもなったので残念」とTwitterでつぶやいたとか。
日本でも春画展を開催する案は以前からあったものの、主要な美術館から展示を断られていたそうです。
そこへ永青文庫の細川護煕理事長が開催場所として名乗りをあげ、開催に至ったということでした。
結果、展示期間20万人超の動員を記録。
みんな待ってたんですね〜。
私が入り口に到着した時には、係員のお兄さんが拡声器で「入場は30分待ちです〜」と叫んでいらっしゃいました。
入場規制がかかり、呼ばれるまでは4列に並んで待機。
入場するとまず4階へ誘導され、上から降りる順路で見て行きました。

あまり広い建物ではない上、すごい混雑ぶりでしたが、面白みを味わうには丁度いい広さだったようにも思います。
人でごった返している様子もちょっと面白かったです。
友人・カップル・おひとり様・男同士・女同士・老若男女。
なんというかですね……賑わっている朝市みたいな雰囲気でした。
静かにわいわいしている感じでしょうか。
あ……一人だけ舐め回すように、かじり付くように見ている爺さんを見かけました。少し異様で、周囲から浮いていた気がします。
もしかしたら真っ当に楽しんだ人なのかも知れませんが、電車の中でそんな人を見かけたら睨んでしまうかも知れません。
そんな人も居つつの熱気でした。

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自意識和代

人の好意をなかなか信じられず、褒め言葉はとりあえず疑ってかかる。逆にけなし言葉をかけられて「なんて率直なんだ!」と心を開くことがある。社交辞令より愛あるdis。愛がなければただのdis。凹んじゃうよ! ラブリーかつ面倒なアラフォーかまってちゃんである。