“セクハラを万が一やってしまった後の加害者から被害者への対応、あまりにテキトーすぎではありませんか……?”という思いから1月15日に掲載した“【messy調査】飲み会でのセクハラ、加害者の対応はどうだった?”で募集したアンケートの結果を発表します。回答して下さった皆様、ご協力ありがとうございました。
アンケートの内容は以下の通りでした。
―――
Q.職場の飲み会でセクハラをされた後日、セクハラした相手からはどのような態度を取られたでしょうか? 以下からお選び下さい。
・「記憶がない」などとしてなかったことにされた
・相手に罪の意識はなく、ネタにされた
・謝罪があった
・その他( )
*ご自由にご意見をお聞かせください。
( )
―――
募集時は、これまでの自分の経験から、“「記憶がない」などとしてなかったことにされた”か、“相手に罪の意識はなく、ネタにされた”が一番多くなるかなあと予測していました。
結果はこうなりました。
・「記憶がない」などとしてなかったことにされた 44%
・相手に罪の意識はなく、ネタにされた 28%
・謝罪があった 12%
・その他 16%
私の予測した2項目の比率が高めになりました。残念なのは、“謝罪があった”という回答が1割程度しかなく、1番少ないことです。セクハラしてしまったことを謝罪するのって、やっぱりハードルが高いのでしょうか……。
“その他”の回答は、以下が集まりました。
何も言ってこないか、タチの悪い場合はセクハラしたことを別の飲み会でこちらに話しかけてきて重ね重ね不快な思いをさせられた。
加害者は、“自分がセクハラをしている”という認識がないのかもしれません……。本当にタチが悪い。
セクハラした加害者の先輩から私へ謝罪(先輩はセクハラした本人を後日諌めた模様。)
良い先輩ですね。加害者本人に謝罪するよう促してくれたらもっと良かったのですが。やっぱり面と向かって「セクハラしてしまってごめんなさい」って言うのって、心理的ハードルが高いのかな。
記憶がないが謝られた。謝ったため許したら何度も繰り返す。
謝って許されることで、“セクハラしても後で謝れば大丈夫なんだ”と思い込んでしまうのでしょうか。こういう場合には、ある程度の期間、許すか許さないかの答えを保留にしておいた方がいいのかもしれませんね。
誘惑する方が悪いと開きなおる
もし、被害者の方に“誘惑”されてしまい、セクハラする自分を止められないのであれば、加害者は飲み会を欠席するべきだと思いますし、自分をコントロールできるようになるよう、何か対策をするべきだと思います。以前、性嗜好障害(パラフィリア)について執筆させていただきましたが、そういった疾患の可能性も考えるべきかもしれません。
コメント・ご意見もたくさんいただきました。(※都合上、一部を編集させていただいています)。