ロマンティック・ロリルミ・浮かれモード
まず、ゆうくんにバレンタインデーのお誘いメールを送り、「チョコを持ったまま電車に乗って、もしチョコが崩れたら嫌だから、14日は私の家の近くで遊ばない?」と提案。もし、これが対好きな人の場合は、はなからチョコをあげることを伝えるより、当日のサプライズにしたほうがいいのかもしれませんし、「チョコくれてやるんだからうちの近所まで来いや」的なニュアンスもあって、これってどうなのかなと思います。
ただ、この時の私は、「いつものように渋谷あたりで会ったら、ゆうくんは23時くらいの終電で帰ってしまう! ならば、最初からうちの近所で会って、自宅に誘導してセックスすればいいのでは?」と考えていました。ゆうくんの自宅から、渋谷よりももっと遠い私の自宅付近に呼び寄せれば、終電もさらに早いだろうし、「いつのまにか終電なくなったし、泊まるしかないか……あ、ロリルミの家に泊まればいいんじゃん!」という流れになりやすいのでは、という魂胆です。
ゆうくんは優しいのでその誘いを承諾してくれました。「俺、チョコ大好きだからすごい楽しみ!」とも言っていたと思います。そうして乙女チックな気分でいっぱいになっていた私は、チョコブラウニーとティラミスを作って、当日を迎えました。
バレンタインデー当日、その辺の居酒屋に入ってお酒を飲み、3軒ほどハシゴしたところでゆうくんが「やべ、終電逃した!」と一言。待ってましたー! とばかりに、「まじで? そういえば、ゆうくんにあげるチョコ、うちに忘れてきちゃったんだ。とりあえず、うち来なよ」とニッコニコで誘う私。チョコを自宅に忘れてきたのも実はわざと。終電で帰ると言われた時に引き止める材料になるのでは、と思っていたのです。
2人で私の自宅に向かい、やっとチョコをプレゼント。ゆうくんは「うまい!」と言いつつ5分足らずで全部食べてしまい、チョコタイムはあっけなく終了しました。この日は2人ともけっこう飲んでいたせいもあり、その後すぐにイチャイチャがスタート。一度中断してそれぞれシャワーを浴び、セックスに突入しました。