■パートナーへのラブレター的な内容
「『付き合って○年。いろんなことがあったけど、これからもよろしく!』って、なぜそれをネットに公開するのかよくわからない。本人に直接言うか、手紙でもメールでもすればいいのでは?」(25歳/医療事務)
特定の個人に宛てた内容なら、確かに他の手段で伝えてもいいと思うのですが、当事者は「みんなの前で宣言できるほどの本気の愛」を示したいのかもしれません。はたまた、「こんなにも大好きなパートナーがいる私or俺自慢」なのでしょうか。ベッド写真と同様、もし破局した際には真っ先に削除するでしょう。
■ケンカしています宣言
「『彼氏にこんなこと言われてムカついた。なのにセックスだけはしようとする。しばらく会いたくない』とか、『あなたは悪くないよ!』って言ってもらいたいの? って思う。2人で解決すればいいのに……。その後に仲直りしたのか普通にデートの写真とか載せてるとめんどくさいカップルなんだなと思う」(26歳/OL)
友達と直接会った際に、パートナーとケンカについて聞かされても、そこまで嫌な気はしないという人は多いと思いますが、自分以外の不特定多数にも発信されているとなると見方が変わるようです。そこに発信者の「みんなに知らせてかまってもらいたい」という気持ちが感じられるからでしょうか。
いずれの場合も、“赤裸々すぎる”という点が見る側をモヤモヤさせてしまうようです。ラブラブ期には「この思い出を記録として残しておきたい!」と思ったりするものですが、それをSNSと絡めていくかどうかはよく考えたほうがいいかもしれません。
(リオネル・メシ子)
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