結婚以来、何かと話題になってきた“45歳差夫婦”、加藤茶(72)と綾菜(27)だが、2016年に入ってからはベッキー不倫休業にSMAP解散騒動、清原逮捕などなど芸能界のビッグニュースが続いてすっかり影を潜めている。これまで話題のネタになるのは主に彼らのブログだったが、最近は同じ加藤でも狩野英孝の彼女“ガリガリな(加藤)紗里~”をはじめとするニューカマーたちに押し出されたのか、炎上案件がない。
しかし実はこの1月から放送中の連続ドラマ『警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~』(テレビ東京系)に2人揃って、しかも父娘役として出演している。まったく話題になっていないので、ご存じない方が多いかもしれない。
ドラマは警視庁杉並中央署生活安全課に新しく設置された「なんでも相談室」通称「ゼロ係」が舞台。ここに警察庁科学警察研究所から異動してきた謎のキャリア警視・小早川冬彦(小泉孝太郎)が異動してくる。彼の相棒となったのは“男勝りで口の悪い”ベテラン女性刑事・寺田寅三(松下由樹)。小泉を中心とするゼロ係の仲間達が事件をドタバタ解決する……という軽いタッチのものだ。加藤は、登場人物らの行きつけの居酒屋「春吉」店主・国仲春吉を演じ、綾菜はその娘を演じている。
さっそく(といいながらすでに第五話)をチェックしたが“魅せ場”はスタート3分も経たないうちにやってきた! 冒頭で殺人事件が発生し、その報道をチェックしながら店でひとりごちている加藤。そこに「父ちゃん、これ切れない~~」と包丁を目の前で振りかざす綾菜にギョッとする……というシーンが展開された。うぅ~~~ん、加藤も特に演技に定評があるわけではなく、見ようによっては、また中年以降の世代であればドリフのコントと錯覚しそう。そして綾菜の芝居がへたくそを通り越して“珍妙な行動を取る危ない女”みたいになっていて異様な存在感。これはこれで視聴者は釘付けになるだろう。次回もこの夫婦のロボットのような掛け合いが楽しみである。何にしろカトちゃん元気そうでよかった。
そんな「ゼロ係」で大活躍の綾菜だが、演技力と同じくらい気になったのが顔面の変貌ぶりだ。まず顔の輪郭が変わっている! ブログのトップページに掲載されたシュッとした顔つきからかなり変わった。この写真も、こちらの写真もこれまでと違い、頬がふっくらした丸顔になっている。なんか……これまでになく“可愛い”顔なのだ。フィルターの効果だろうが、肌も心なしか白くツルッとしたように見える。ブログにはSK-Ⅱと資生堂の敏感肌用スキンケアラインdプログラムの化粧品を使っていると書かれていたが、まあそうしたスキンケアの効果で顔がリフトアップすることは、まずない。
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