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風俗嬢にとっての「いいお客さん」「悪いお客さん」の違い

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悪いお客さんをいいお客さんに変える努力

「お客さんが皆マナーのいい人ばかりだったらどんなにいいか」と、しょっちゅう思いますが、現実はなかなかそうもいきません。

余程マナーの悪いお客さんでない限り、嫌がっていることを悟られずに上手にかわして、次に繋げなければなりません。そうすることで結局こちらの本音がお客さんには伝わることはないし、難しいところですが……。

けれど、最初はマナーの悪いお客さんでも、根気よく向き合っていけば次第にいいお客さんに変わってくれることがあるので、「悪いお客さんをいいお客さんに変える努力」は必要だなと思います。たとえば、最初はベタベタ触ってきていたお客さんでも、優しくかわし続けていたら大人しくなってくれたこともありますし、毎回しつこく連絡先を聞いてきていた人も、どうしたら楽しんでもらえるかを考えて接し続けたら、「本当はデートしたいけど、こうやって話してるだけでも楽しいからいいや」と、その後もずっとお店を通して呼んでくれました。

お客さんと風俗嬢という関係性ではあるけれど、ここにも一つの人間関係が成立するわけで、相手に好意(恋愛感情じゃなくても)を持ってもらえれば自然とこちらが嫌だと思うことはされなくなるし、いい関係性が築いていけるのかなと思います。

私がお客さんに、「お店を通した、サービスの受け手と提供する側」という関係性を崩さないでいて欲しいと望むのなら、私自身はお客さんに満足してもらえるようにサービスの範囲内で精一杯努力すべきですし、当たり前のことですが、気遣いを忘れなかったり、感謝の気持ちをきちんと伝えていかなきゃなぁと改めて感じています。
(朝比奈ゆきえ)

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