なんでも二人は、しょっちゅうアッコ邸にお邪魔してアッコの手料理を食べているとのこと。竹山はいつも食後の洗い物係を担当しているらしく、アッコは「グラスが曇っていた試しがない!」と、竹山の完璧な仕事振りを高く評価していた。「芸能界がもしダメでもうちのお手伝いさんとして(雇える)」と、まだまだ売れっ子状態が続きそうな竹山に対して、いつか落ちぶれた時のための青田刈り発言まで飛び出した。
みちゃ、彼氏と同棲中だもんね
一方、みちゃこに対しては、まさかのキラーパスをふっかけていた。アッコは「美沙子は、もうじき結婚するかもわからないから」と、結婚間近との情報を掴んでいそうな含みのある発言! 直後にマズいと思ったのか「(実際に結婚が)近いわけじゃないですよ!」と慌てた感じで濁したアッコ。竹山も「年齢的にね、年齢的にそんな(結婚適齢期の)時期ってことでね~」と親分のフォローに必死だった。アッコは「だから料理を覚えなさいって言ってるんです!」と、ねじ伏せるように軌道修正をかけていた。さらに「(結婚は)近いうちにじゃないですよ、いつかは、いつかは(するだろうけど)……」と念押しまで飛び出して、 “みちゃこ結婚もうじき疑惑”を全否定するアッコであった。みちゃこも何やら焦った様子で「ヒヤッ! としましたぁ〜」なんて小声で呟いていた。う~ん、なんか怪すぃ~な~。みちゃこ、そろそろゴールイン~?
今回、番組で披露することになった「アッコのA定食」の内容は、「ボリューム豚汁」「しょうゆバターチャーハン」「水菜と帆立のサラダ」「きゅうりのたたき梅あえ」の4種で、おふくろの味的なラインナップであった。アッコの腰ぎんちゃくのように斜め後ろで待機して、指示されるとちょこまかちょこまか動き回りアッコ料理を全身でサポートしていた竹山。親分アッコとその子分竹山が織り成すテレビ初公開の共同作業ってか。料理番組で初めて見る、アッコがキッチンで料理している姿は、自ら料理好きと言っていた通り手際良くやっているなという印象だった。何か特別な裏ワザなどをやるのだろうかと期待しながら見ていたが、割と普通の料理工程であった。
ただ、やはりボリュームを大事にしているようで、具だくさんにしたいという豚汁には大量の野菜をこれでもかと投入していた。煮崩れないようにとジャガイモの面取りを説明する際には、いつも料理をする時に自分が何を考えているかを吐露。「アイツが美味しく食べてくれるかなぁ?」など、食べてくれる人のことを考えながら作ると、料理に“ビタミンや愛”が入ると愛おしそうに語った。「この愛、とどきますか~!」と言わんばかりに惜しみなく料理にアッコ愛を注いでいるのだろう。
豚汁のダシについては、最近はもうカツオや昆布などで取らないらしく、「市販のダシパックです」「もう、いいのいっぱい出てる!」と言い切っていた。声を高らかにして言うことでもなく、まぁ、普通ですかね……。時短料理と見せかけて、味の素あたりの“ほんだし”CM狙ってたりして!? 小栗旬、たんぽぽ、和田アキ子。
ボリュームこそがアッコ印
番組中盤には「アッコラム」というミニコーナーがあって、アッコが愛する旦那様のために作った料理を、大量に冷凍保存しているという冷凍庫内の写真を公開。焼きそば、ペペロンチーノ、チキンライス、すき焼き、みそ汁など様々な料理が電子レンジでチンすれば、すぐに食べられるようにしてストックしているそうだ。「私ね、旦那はメシで釣ってんの♪」と誇らし気にはにかむアッコに「(旦那様が家に)帰って来る気持ち、すごく分かります~ぅ」「帰ろうと思いますよぉ~」とスタジオ出演者たちは賞賛ヨイショの嵐だった。時間が不規則になりがちな芸能界の仕事をしながらもアッコ親分は、旦那さんのためにバッチリ主婦してるんですね~♪
「水菜と帆立のサラダ」の調理時には「(分量は)その時の雰囲気だねぇ」と言いながら、市販のマヨネーズチューブをアッコ握力の押し出しで16回し程グルングルンとボールの中に流し入れていたのにはビビった。「帆立の味が強いから」という理由で投入され続けたマヨネーズ。味のためなら高カロリーとか気にしないねん! っていうことだろうか……。