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「100人男子会」「女性不在の推進会議」 都道府県の足並み揃わない女性活躍推進法【北海道・東北ブロック編】

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一点突破の山形県。実は効果的かもしれない!?

続いては、山形県です。山形県も、他の都道府県とは変わった特徴を持っています。なんと、大々的に行なっている事業は1つのみなんです。

その事業は、「山形いきいき子育て応援企業」の紹介。山形県内で子育て中でも働きにくくない企業を合計で34社、紹介しています。その内容もとても分かりやすいものです。

「この人に聞きました」とインタビューした方の紹介もしっかりしていて、信頼して読めますね。女性社員の目線で、社内のことが紹介されており、職場の写真もあり、しっかりと雰囲気が伝わってきます。大々的なPRサイトを作らなくても、実はこういった「実際のところ」が分かる施策はとても有効でしょう!

企業の宣言というと、他の県では、

 (増沢作成。一部修正)

(増沢作成。一部修正)

といったように、真面目な固い印象しか与えず、読む気も全く起きない形式が多い中、秋田県は「見出し」や「写真」も多く、思わず手に取りたくなるようなデザインです!

<山形県 まとめ>
総合評価  ◎
女性目線  ○
お役立ち度 ◎
デザイン性 ○

・コメント
事業は少ないが、とても役立ちそう。一点突破型。

とりあえず動き出した宮城県。「みやぎ100人男子会」はちょっと気になる

宮城県も、特設サイトも開設しておらず、あまり積極的に取り組んでいる様子は見られません。

主な取り組みとしては、

女性同士の交流会の設定(働く女性応援セミナー & ビュッフェ交流会)
企業による宣言(女性の活躍促進に向けた取り組み宣言)

の2つです。中でも、企業による宣言に残念感が漂います。

内容もそうですが、PDFでこのデザインて! いったい誰が読むことを想定して、そして実際に誰が読んでいるのでしょうか。

加えて、宮城県内の企業・団体の中で取り組み宣言を行なっているのは、

・宮城県
・日本労働組合総連合会
・商工会連合会
・農業協同組合中央会

の4つのみです。一番上の宮城県は、「宮城県庁」のことですし、その他の3つもほぼ身内の団体ですね。

とりあえず対応ははじめたものの、その取り組みもまだ少ないといった感じの宮城県ですが、個人的に気になるイベントを見つけました。それが、「ワーク・ライフ・バランスを考える『みやぎ100人男子会』」。女性の活躍には、男性の意識が変わることや、育児・家事の分担も重要です。その意味で、ワーク・ライフ・バランスという仕事と家庭という2つの視点から考えることで、間接的ではありますが、女性の活躍につながっていくのではないでしょうか。また、「100人の男子会」という表現も個人的にはツボです。

<宮城県 まとめ>
総合評価  ×
女性目線  △
お役立ち度 ×
デザイン性 ×

・コメント
「みやぎ100人男子会」はちょっと気になるが、全体的には×

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