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バックハグで濃密ムードの2ショット! たくましく進化するK-POPファン女性

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狙いどころは日本デビューしたてのグループ。N.Flying公式サイト

 韓流やK-POPが低迷気味とはいえ、今年に入ってからもたくさんのK-POPアイドルグループが日本デビューを果たしています。

 1月にはBIGBANGの弟分であるヒップホップ系のiKON(アイコン)、2月にはFTISLANDやCNBLUEの後輩バンドN.Flying(エヌ・フライング)、そしてMR.MR(ミスターミスター)LU:KUS(ルーカス)のダンスヴォーカル系、また3月にはB.I.G(ビー・アイ・ジー)がデビューを控えていますし、大国男児が3年ぶりに日本で新曲を出すことを発表しました。この調子で今年もたくさんのアイドルが日本上陸することになりそうです。

 アイドルグループの日本での目標は大きくふたつあります。ひとつは東京ドームでコンサートすること。この壮大すぎる野望、ほとんどのグループがインタビューで口にします。「いや、まずは東京国際フォーラムとか武道館とか、現実的なところでいいんじゃないの?」と親心さながらに心配になるのですが、日本でひと旗上げるからには、でっかい夢を描きたいのでしょう。

 そしてもうひとつの目標が、オリコン1位です。もちろんデイリー1位よりもウィークリー1位のほうが価値がありますが、この際どちらでもかまいません。デイリー1位でも本国では「オリコン1位獲ったどー!」と自慢できますし、時間がたてば誰も細かいことは気にしません。それにデイリーであっても1位になるのは、なかなか大変なことですからね。

 とはいえ、東京ドームよりは達成する可能性がはるかに高いオリコン1位、このためにアイドルグループはさまざまなプロモーション活動に精を出します。以前にもCD販売時の特典会が複雑すぎることはお伝えしましたが、ここ数年で定着してきた「2ショット写メ会」、その現場を取材時に目の当たりにしたときは、さすがに驚きました。

接触イベントが過激化

 これまでも握手会、ハイタッチ会サイン会チェキ会など、いろいろな形態で特典会は行われてきましたが、あるアイドルグループの「2ショット写メ会」はその密着度がすごすぎました。お目当てのメンバーの胸にすっぽり収まり、背中に腕をまわして恋人のように抱き合うファン、そのファンのスマホで斜め45度上くらいから連写しまくるアイドル……いやぁ、見てはいけない人様の情事を思わず目にしてしまったバツの悪さがありました。

 そのときの写メ会は、ポーズはファンのお望みのままで、バックハグをリクエストするファンもいれば、手をつないで頬と頬をくっつけたりと、あらゆる密着ポーズが飛び出しました。さらにびっくりしたのは、ファンの人たちがまったく恥ずかしがっていなかったことです。その写メを撮る間、次の順番を待つほかのファンたちが行列して、その様子をじーっと見ているにもかかわらず、です。「えー、私、どうすればいいですかー?」と戸惑っている人は皆無。みなさん、当たり前のようにアイドルの胸にすっと飛び込んでいました。

 ファンもここまできたか! と、その進化にただただ、ため息が出ました。たしかに照れたり、逡巡してる時間なんて無駄ですからね。それより1秒でも長く密着してたほうがいいに決まってます。

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