ゴシップ

脇坂容疑者の嘘…セレビッチな「Ricoにゃん」仮面と保守的で平凡な恋愛観

【この記事のキーワード】
脇坂英理子Instagramより

脇坂英理子Instagramより

 暴力団組長らによる診療報酬不正受給事件にからみ、医師タレントの脇坂英理子容疑者(37)が詐欺の疑いで逮捕されてから数日。彼女は自らが院長を務めていた医院「Ricoクリニック」で、患者を何度も診察したように装い、診療報酬をだまし取った容疑がかけられている。

 その手口についても詳細が表に出て来た。脇坂容疑者は疲労回復効果をうたう「ニンニク注射」のモニターとして人員を募集。1回2000円のニンニク注射を無料で受けさせ、報酬5000円をそのモニター要因に支払っていたという。患者役にとっては簡単なアルバイトだが、脇坂容疑者はモニターの健康保険証を悪用し、その後も何度も診察したように装い、総額約7000万円を不正請求したとみられている。

 タレントとして出演したテレビ番組では、「年収5000万」とうそぶいていたが、実際には2012年の開院当初から資金繰りに困っていたという。医療機器のリース代も払えないほど困窮していたとの証言もある。昨年5月のクリニック閉鎖後、脱毛などの患者から返金を求められるトラブルも発生していたが、その時期、「クリニック再開のため、5000万~6000万円を貸してほしい」と周囲の人間に相談していたそうだ。昨秋からは新宿区内の美容クリニックでアルバイトしていたようだ。テレビ出演も完全に途絶え、そこまで貧していながら、SNSでは相変わらず派手な暮らしぶりを楽しんでいるかのように装っていた。「ビッチセレブのRicoにゃん先生」というキャラクターを捨ててやり直すタイミングはいくらでもあったはずだが……。

 著書『あざといGirl -教えてRicoにゃん先生! ラブマナー73』(ワニブックス/2015年)では、「出会って2ヶ月でプロポーズされ、そのあと、離婚した」ことが明かされている。26歳のときに外科医男性と結婚し31歳で離婚。入籍の際に元夫と「毎日1回はセックスする」と約束をしたものの早々にマンネリ化してしまったと反省している。最後の一年は別居だったそうだが、その時期にホストクラブにハマり、総額数千万円のカード負債を抱えてしまった脇坂容疑者。同書では、「子宮がうずいたらやっとけ」をモットーに、「いかにあざとい女子になり、男をモノにするか」が説かれているが、よくよく読めば、彼女が惚れた男に振り回されてしまい、「男次第の女」に成り下がってしまうタイプであることが見受けられた。

1 2 3