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くわばたりえ「女が行為中に他の男を妄想するのは男側の責任、これ正論」と言い切ることの危険

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 くわばたといえば、2008年にコアリズムダイエットに成功したことで、関連書籍を2冊出版。翌年4月には一般人男性と結婚。2010年に長男、2013年に次男、2015年に長女を出産し、またも関連書籍を3冊出版するなど、近年は芸人ではなくママタレのような活動が目立っている。

 くわばたのブログによると、今月14日には育児アプリ「みてね」のパパ限定イベントに登壇し、「夫婦仲良し」をテーマに「私の過去の失敗」「私の悩み」などの話を30分間展開したとのこと。以前から、たびたび育児イベントにトークゲストとして出演しているそうだが、会場にて今回の『バイキング』のような非常に偏った主観的な発言を「ママ代表」として放っているとしたら、さすがに困る。

 くわばた自身が、夫婦関係や育児に対してどういった考えを持とうが個人の自由だ。そして、彼女に対して「はっきりした物言いがリアルで良い」「人間味がある」と好感を持つ人もいる。しかし、メディアやイベントといった公衆の面前で、違う生き方、考え方の女性たちがいることをスッ飛ばして、自身の発言だけを「正論だ」と言ってしまうのはいかがなものだろうか。“リアル”がウリとなっているくわばたにとって、「あれは番組を盛り上げる演出やから」なんて割り切ってしまえば命取りとなるのだから。

(夏木バリ)

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